Re: 夢から現実へ、実る恋 |
- 日時: 2014/06/12 10:34
- 名前: ハヤヒナ
- 北斗が来て数分後、ヒナママと雪路がやって来た。
雪路 「あんた達、ヒナと綾崎君が人質になってるって本当なの?」 美希 「ヒナの御母さんに雪路か。」 ヒナママ 「それでヒナちゃんと綾崎君は大丈夫なの?」 愛歌 「今の所は大丈夫みたいですよ。」 ヒナママ 「そう・・・・。」
05 気付いた気持ちと制限時間
事件が発生して、二時間が経った。 ハヤテとヒナギクにも相当な疲れが出ていた。 強盗犯は警官と要求のやり取りをしていた。 強盗C 「逃走用の車と現金6800万はまだか!」 警官A 『もう少し待て。用意するから人質を釈放しなさい。』 強盗D 「人質を釈放するのは現金と引き換えって言っただろ。」 強盗B 「それに後1時間以内に用意出来なかったら、人質の命はないからな。」 強盗A 「もし1秒でも過ぎた場合は爆弾が爆発し、人質ともにあの世行きだからな。」 と、強盗達は高笑いした。
その頃、ハヤテとヒナギクは。 ヒナギク 「(ねぇハヤテ君。私たち、助かるわよね。)」 ハヤテ 「(ええ。きっと助かりますよ。信じて待ちましょう。)」 ヒナギク 「(うん。)」 そう言ってヒナギクを安心させたハヤテであった。
・・・・・しかし、このときハヤテはある思いを感じ取っていた。 ハヤテ (こんな時だからなのかな。ヒナギクさんと一緒にいると不思議な気持ちになるのは・・・。 それだけではないな。確か初めてヒナギクさんとあった日も同じ気持ちだった気がするよな。
・・・・・そうか。やっと分かった。この気持ちの正体に。
僕はヒナギクさんのことが好きなことに。) ヒナギクへの恋心にようやく気付いたハヤテであった。
ハヤテ (何としてもヒナギクさんと助かって、ヒナギクさんにこの思いを伝えよう。 例え嫌われていても伝えないと、絶対後悔するし。) と決心した。
一方、ヒナギクは・・・・ ヒナギク (やっぱりハヤテ君といるとドキドキする・・・・・ 事件が解決したら、ハヤテ君に告白してみようかな・・・・) ヒナギクもハヤテに告白する・・決心をしたのであった。
そして、強盗が要求した時間まで30分となった。
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