Re: 夢から現実へ、実る恋 |
- 日時: 2014/06/08 15:18
- 名前: ハヤヒナ
- ハヤテ 「(大丈夫ですかヒナギクさん。)」
ヒナギク 「(大丈夫よ。ハヤテ君は大丈夫なの?)」 ハヤテ 「(僕も大丈夫です・・よ。)」 ヒナギク 「(良かったわ。)」 ハヤテとヒナギクは聞こえないようにこそこそと話していた。
何故、回りに聞こえない様に話しているかと言うと、ハヤテとヒナギクは人質にされていたからであった。
03 人質にされた借金執事と生徒会長
それは数十分前の事であった。 コーヒーを飲み終えて数分後、やっと伽画北と思ったら客ではなく覆面を被った四人組の強盗であった。 近くの銀行を襲ったのはいいが失敗し、警官から逃れるために此処に逃げ込んだのであった。 そして、バイトをしていたハヤテとヒナギクが人質にされたのであった。
その頃、喫茶どんぐりの外では警官と沢山の野次馬が取り囲んでいた。 警官A 「状況はどうなんだ?」 警官B 「客はおらず、バイトをしていた女子高生二人が人質になってるとのことです。」 警官A 「そうか・・・。」 そう、ハヤテは女の子として間違われていた。 ヒナギク 「(ハヤテ君、本当に大丈夫・・?)」 ハヤテ 「(精神的には大丈夫とは言えませんね。女の子と間違われていますから。)」 そんなハヤテとヒナギクに強盗犯の二人が話しかけてきた。 強盗A 「いいかお前ら、ちょっとでも抵抗したらあの世行きだからな。」 強盗B 「殺されたくなかったら大人しくするんだな。」 ハヤテとヒナギクはコクッと頷いた。
一方、残りの強盗犯は警官達に要求をしていた。 警官C 「今すぐ自首し、人質になっている女子高生二人を解放するんだ。」 強盗C 『人質を解放して欲しかったら、逃走用の車と現金6800万用意するんだ。』 強盗D 『人質の解放はそれと引き換えだ。』 と言った取り引きが行われていた。 その上、簡単には突入は出来ないでいた。 それは手足を縛られ、正座されている人質の前に爆弾らしきものがあったからである。 突入でもしたらならば、爆弾が爆発し人質の命が危ないからであった。
そんな恐怖に耐えながら、ハヤテとヒナギクは助かるのを待つのであった。
|
|