Re: 夢から現実へ、実る恋 |
- 日時: 2014/06/07 10:29
- 名前: ハヤヒナ
- ハヤテに告白される夢を見て二日後の土曜日。ヒナギクは顔を紅くしていた。
それは、 ヒナギク (ハヤテ君と二人きり・・・・。) そう、現在ヒナギクは、ハヤテと二人きりであった。
02 好きな人と二人きりの時は、愛の告白のチャンス・・・・?
ハヤテ 「暇ですねヒナギクさん。」 ヒナギク 「そうね。暇ねハヤテ君。」 ハヤテとヒナギクは喫茶どんぐりでバイトをしていた。 元々、客が少ないのだが今日は誰一人も客が来ないでいた。 此処でバイトをしているのは他にも二人いる。 ハヤテの恋のライバルのナギと歩である。 そんな強力なライバル二人と、四人で喫茶どんぐりでバイトをしてるのであった。 が、今日はハヤテと二人きりで、強力なライバル二人はいない。 ヒナギク (ナギや歩もいないし、これはハヤテ君に告白するチャンス・・・・!!) と考えたのであった。 ハヤテ (何かヒナギクさん、可愛いけど今は一段可愛いくみえる・・・・・って、何考えているんだ僕は。) とハヤテもヒナギクを見て、同様に顔を紅くしたのであった。 ハヤテ 「ヒナギクさん。」 ヒナギク 「何かなハヤテ君。」 ハヤテ 「顔、紅いですけど大丈夫ですか?」 ヒナギク 「だ、大丈夫よ。ちょっと考え事をしていただけだから。」 ハヤテ 「そうですか。」 ヒナギク 「そう言うハヤテ君も顔が紅いけど、大丈夫なの?」 ハヤテ 「僕も大丈夫ですよ。ヒナギクさんと同じく、考え事をしていましたから。」 ヒナギク 「どんな考え事なの?」 ハヤテ 「秘密ですよ。そう言うヒナギクさんはどうなんですか?」 ヒナギク 「私も秘密よ。」 ハヤテ 「それならお互いに秘密と言うことですね。」 ヒナギク 「そうね。」 ハヤテもヒナギクもお互いに考えていることを秘密にした。何故なら、
ヒナギク (このことだけは何が何でもハヤテ君には言えないわ。例え口が裂けても。)
同じくハヤテも、
ハヤテ (これだけは絶対にヒナギクさんには言えない・・・・・。)
とお互いにお互いのことを考えていたからであった。
ハヤテ 「暇ですし、コーヒーでも飲みませんか?」 ヒナギク 「そうね。コーヒー飲んでひと息入れましょ。」 ハヤテとヒナギクはコーヒーを淹れて、ひと息することにした。
ヒナギク(ハヤテ君と二人きりなんだから、告白しようかな。ナギ達には悪いけど。) コーヒーを飲み終えたヒナギクは、そんなことを思っていた。
ハヤテ (やっぱりヒナギクさんって、可愛くって素敵な人だな・・・・。) とヒナギクと同じく、コーヒーを飲み終えたハヤテもそんなことを思っていた。
それから数分後。やっと客がきた。 「「いらっしゃいま・・・・・・・・!!!!」」 しかし、事件が起こったのであった。
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