Re: 夢から現実へ、実る恋 |
- 日時: 2014/07/07 10:13
- 名前: ハヤヒナ
- ハヤテとヒナギクが付き合いはじめて、月日が流れていた。
今日は七月七日。七夕である。 ・・・・そして、ハヤテとヒナギクの結婚式の日でもある。
最終話 夢から現実へ、実る恋は永遠に
四ヵ月前の三月三日。白皇学院の卒業式である。 ハヤテ達は全員三年に進級し、全員揃って卒業することが出来たのであった。 そして・・・・三月三日はヒナギクの18回目の誕生日でもある。 卒業式を終えて皆が皆、思い出に浸る中、ハヤテとヒナギクはある場所にいた。 そこは、ハヤテとヒナギクが初めて出会った木であった。 ハヤテ 「懐かしいですね。」 ヒナギク 「そうね。此処で私とハヤテ君は出会ったのよね。」 ハヤテ 「ええ。あの日があって今がありますから。」 ヒナギク 「あの日から色んなことがあったわね。」 ハヤテとヒナギクは出会って、色んな出来事があった。 楽しいことは勿論、嬉しいこと、悲しいこと、辛いこと等と色々とあった。 ハヤテの借金も全額返済できた。 ヒナギクも協力してくれて、白皇の行事で全て優勝したのであった。 と思い出を語る中、ハヤテがヒナギクに語り始めた。 ハヤテ 「ヒナギクさん、聞いてくれますか。」 ヒナギク 「何かしら?」 ハヤテ 「ヒナギクさん、この僕と結婚して下さい。」 ヒナギク 「えっ!!?それ、本当?」 ハヤテ 「ええ。返事を聞かせて下さい。」 ヒナギク 「私の返事はね・・・・。」 ・・・・・・・・そして、ハヤテとヒナギクはキスをした。大人のキスである、ディープキスを。
そして、四か月後の七月七日、七夕。 ハヤテとヒナギクの結婚式が開かれていた。 皆が皆、ハヤテとヒナギクを祝福してくれた。 式は進んでいき、誓いのキスを残すのみとなった。 司会者の「では、誓いのキスを。」を聞き、ハヤテとヒナギクは向かい合った。 ハヤテ 「ヒナギク・・・・・。」 ヒナギク 「ハヤテ・・・・・。」 お互いに警護無し、呼び捨てすることにしたハヤテとヒナギクは顔を赤らめながらも、軽く抱き締めあった。 ・・・そして、顔を近づけ口を近づけた後、唇を重ね合わせ、下を絡め合わせるキスをした。 ハヤテとヒナギク、二人の幸せを願う大人のキス、ディープキスを。永遠に続くと願って。
そして、夜。ハヤテとヒナギクは天の川の下でもう一度、大人のキスをしたのであった。
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