Re: 夢から現実へ、実る恋 |
- 日時: 2014/07/05 09:56
- 名前: ハヤヒナ
- ・・・・・そして、放課後。
ハヤテはヒナギクに告白しに行こうとしたら、 美希 「ハヤ太君、ちょっといいか?」 と、呼び止められた。 ハヤテ 「何ですか?」 理沙 「用があってな。この書類をだな、」 泉 「ヒナちゃんに持っていてくれない?」 ハヤテ 「自分達で・・・・・」 と最後まで言うもなく、居なくなっていた。
11 自爆しても思いは通じ、両想いへ・・・・・・・!!
ヒナギク 「この書類が終わったら、ハヤテ君を呼んで告白するわ。」 と決意をし、山積みになっている書類を片付けていた。 すると、数分後。エレベーターが上がる音がし、誰かがやって来た。 ヒナギク 「誰かしら?」 誰がやって来たかふと疑問に思うと、やってきたのは・・・・・、 ハヤテ 「失礼しますヒナギクさん。」 ヒナギク 「は、ハヤテ君・!?」 好きな人・・・・・・ハヤテであった。 ヒナギク 「どうしたのハヤテ君?」 ハヤテ 「花微さん達にこの書類を、ヒナギクさんに渡すようにと頼まれまして。」 ヒナギク 「そうだったんだ。」 ハヤテ 「ええ。(本当はヒナギクさんに告白しようとしましたから、書類の方はついでですが。)」 ヒナギク 「それで美希達は?」 ハヤテ 「僕に渡した瞬間に居なくなりました。」 ヒナギク 「そうなんだ。逃げ足は速いんだから・・・・。(でも丁度良かったわ。 ハヤテ君に告白しようとしたから。)」 ハヤテ 「ヒナギクさん、良かったらお手伝いしましょうか?」 ヒナギク 「えっ、良いの?」 ハヤテ 「ええ。」 ヒナギク 「じゃあお願いね。」 こうして、ハヤテはヒナギクの手伝いをした。
そして・・・・・・・・・・、二時間が経ち、外は暗くなっていた。 二時間の間、ハヤテはヒナギクに、ヒナギクはハヤテにと告白しようとしたが無理におわった。 そして、そのチャンスは遂に訪れた。 ハヤテ 「終わったことだしヒナギクさん、家までお送りしましょうか?」 ヒナギク 「えっ、良いの?」 ハヤテ 「ええ。夜に女の子が一人で歩くのは危ないですから。それに。・・・・・」 ヒナギク 「それに・・・・・?」 ハヤテ 「好きな人と一緒に帰れますから・・・・・・・・・・あっ!!!」 ヒナギク 「え・・・・・!!? ハヤテ君、今の本当なの・・・?」 ハヤテはヒナギクに告白した。 ・・・・・・・・・・・・・・自爆した形で。 ・・・・長い沈黙を終え、ようやくハヤテは口を開いた。 ハヤテ 「本当ですよヒナギクさん。僕は前からヒナギクさん、貴女が好きでした。僕と付き合ってくれませんか。」 ヒナギク 「勿論よ。私もハヤテ君のことが前から好きだったから。」 ハヤテ 「ヒナギクさん・・・・・。」 ヒナギク 「ハヤテ君・・・・・。」 ハヤテとヒナギクはお互いに呼び合い、・・・・・・抱きしめあった。 そして、お互いにどちらとかとではなく、自然に顔が近づき、口が近づき、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハヤテとヒナギクの唇が重なった。
同じ過去を持ち、想いが通じ合った幸せなハヤテとヒナギクはキスをした。
そんな幸せな二人を、月光が優しく包み込んだ。
ハヤテ 「これからも宜しくお願いしますねヒナギクさん。」 ヒナギク 「私の方こそ、お願いねハヤテ君。」 ハヤテ 「勿論ですよ。じゃあ帰りましょうかヒナギクさん。」 ヒナギク 「うん。帰りましょハヤテ君。」 ハヤテとヒナギクは帰っていた。勿論、手を繋いで夜道の中を帰っていくのであった。
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