Re: 兄と娘と恋人と |
- 日時: 2014/09/09 19:30
- 名前: タッキー
- ハヤッス!タッキーです。
今回から本格的にハヤテ要素がなくなります。本当にすいません。それでも温かく見守ってくれると嬉しいです。 それでは・・・ 更新!
「あれ?ここは・・・て、私の家か。」
ナギは屋敷の中にいた。しかし小さいナギにとって大きすぎる屋敷は、鳥のさえずりなど外から聞こえてくる音どころかハヤテたちが掃除しているような音すらも全く聞こえず、それこそ音一つない状態だった。
「ハヤテー!マリアー!」
寂しくなって名前を呼んでもその声は一度だけ反響して消えてしまい、すぐにまた静かになった。自分以外誰もいないことが分かり、俯いていると、後ろから足音が聞こえた。
「お嬢様・・・。」
「ハヤテ!」
一番傍にいて欲しかった執事の姿を見つけ、ナギは駆け寄って思わず抱きつこうとしたが、それは止められてしまった。そして唖然としているナギを無視してハヤテが差し出してきたものにナギは震え上がった。あの時と全く同じ、綺麗に折りたたまれた執事服。
「僕はもうお嬢様の執事を続けることはできません。理由は・・・お分かりですよね。」
「わ、分かるわけないだろ!なんでヒナギクと付き合うのに私の執事をやめる必要があるんだ!また何かに巻き込まれているなら助けてやるから!だから・・・」
ナギの言葉にハヤテは大きくため息をつき、今まで彼女に見せたことない冷たい目で、そして今まで彼女に聞かせたことない冷たい声で、はっきりと言い放った。
「もう、我が儘で自分勝手で、そのくせ自分じゃ何もできない引きこもりのお嬢様の執事なんてしたくないんです。さようなら。」
床に執事服を置き、そのまま遠くに行ってしまうハヤテをナギは止めることができなかった。そのままナギが崩れ落ちることがなかったのは、まだ彼女に残っているものがあったから・・・。
「ナギ・・・。」
「マリアぁぁ・・・。」
しかし、マリアもナギを抱きしめようとはせず、一歩手前で止められた。ナギは優しく抱きしめて欲しかった。そして慰めて欲しかった。マリアにだけは、見捨てないで欲しかった。
「な、なん・・・で・・・?」
「ごめんなさい。でも私も、あなたみたいなお嬢様のお世話はもう限界なの。」
ナギはその場に崩れ落ちた。信じられなかった。気づけばマリアの姿は消え、たった一人になっていた。
「なんで・・・なんでだよ!なんでみんないなくなっちゃうんだよ!父も!母も!姫神も!ハヤテも!マリアまでいなくなったら・・・私・・・。」
ナギの言葉に答えてくれる人物は一人もいない。周りの景色も屋敷から真っ暗な世界に変わっていた。
「もう迷惑かけないから!学校だってちゃんと行く!早起きだってする!我が儘だって言わない!だから、帰ってきてくれよ。一人は・・・嫌だよ。一人なら・・・一人なら・・・!」
ナギは両手で拳を作り、そこにあるかも分からない地面を叩きつけて、最後の力を出し切るかのように、誰かを呼んでいるかのように、泣いてガラガラになった声で叫んだ。
「もう・・・!こんな世界にいたくないよ!!!」
「・・・じゃ、別の世界に行ってみるか?」
ただ、その言葉を待っていた人物がいることをナギは知らなかった。その人物はナギに手を差し伸べてきた。その手を取ることがいけないことだと分かっていても、ナギはその優しい声と手にすがることしかできなかった。
「よし、それじゃ行くか。」
すると景色がまた変わり、綺麗な花園になっていた。温かくて優しい花の香りだけがナギを包み、ここが天国な死んでも構わないとすら思った。
「でも、もうナギちゃんにやってもらうことはないから・・・」
後ろから聞こえた声に振り返ったとき、ふいにナギは額に人差し指を当てられた。その瞬間急に眠くなり、そのままナギの意識は闇に吸い込まれてしまった。 倒れていくナギの身体を急いで支え、少し離れた場所に寝かせると、ナギをここに連れてきた、いや、ここへ来るのにナギを利用した人物、岳は柱の森の中心に立った。
「ナギちゃんには悪いことしたけど・・・これで、やっと・・・」
岳が両腕を広げると、彼の姿が一瞬だけ揺らいだ。
「ずっと退屈に、そして絶望して過ごしてた。日付的には丁度今日だったかな?あの日もし君と出会わなかったら、案外つまらない世界だったかもしれないし、そうだったら孤独に耐え切れなくなっていただろう。」
岳が手を下ろすと同時に、ナギを寝かせた場所から声が聞こえてきた。
「あなたの仕業なんですか・・・?岳さん・・・。」
「まぁ、俺の仕業ではあるが、きっかけを作ったのはお前だぞ?ハヤテ。」
(もし、またあの時に戻れたら、ずっと一緒にいられる世界を作ることができたら、たとえばそんな未来があったら・・・今でもそう思ってる。だけどもう遅いことも、自分がそれを壊したことも分かってる。だから・・・)
岳は睨んでくるハヤテたちに一切動じず、ニコリと笑顔を作った。
君と過ごした全ての時を・・・君が初めて笑ったあの日を・・・君が初めて泣いたあの日を・・・俺は、この存在がなくなっている数分後も・・・絶対に忘れない。
第27話 『恋愛〔レナ〕』
俺はいつからここにいるんだろう?それを数えたことも、それを気にしたこともなかったくせに、今日は何故かその疑問が頭をよぎった。確か外の世界の言葉でだいたい137億年くらいだっけ?随分と長くここにいるもんだな。まぁ、毎日がつまらないわけでも、かと言って面白いわけでもないから、こうやってずっと歩いているだけなんだが。たまに外の生き物が入ってきたりもするけど、大抵は時間をかけて結局出て行く。その前に死ぬヤツのほうが多くはあるんだが、そういうヤツらを助けようとすることもずっと前にやめてしまった。どうせ彼らには俺のことが見えないし、声が届くこともなかったからな。寂しくも悲しくも感じないのは慣れってやつだろう。 なんだか久しぶりにいろいろと考えたな。お、また何か入ってきた。今度は・・・人間の少女か。年も俺の姿と同じ6歳ってところだな。そういえば時が進まないせいかずっと子供のままなんだよな。やろうと思えば別の姿にもなれるっぽいけど、その方法にも興味が湧かなかったし結局このままでいたんだっけ?ホント今更な話だよな。ま、どちらにせよ今回も無視だ。無視・・・
無視・・・できなかった。何故かその少女のことが無性に気になった。自分は相手から存在すら知ってもらえないというのに・・・何故か。 実際に見てみたとき、俺は正直にその少女のことを綺麗だと思った。腰を過ぎたあたりまである長い髪は、白に近い桜色をしていて、いや、逆なのかもしれない。とにかく透き通るような色なのは確かだ。両側でくくっている髪型は、女性らしさというよりも女の子らしさを感じさせ、まだ幼い瞳は寂しげにこの世界を映していた。そして、そんな表情や姿が、どことなく俺に似ている気がした。 俺は彼女の視界に入るくらいまで近づいたが彼女は結局俺に気づかず、まるで状況が飲み込めていないという感じでボーッとただつっ立っていた。
「ま、分かってけどね・・・。」
俺は何を考えていたんだろう?それよりもなんで彼女のことが気になった?
「ねぇ・・・ねぇってば!!」
ん?俺に話しかけてる?振り返ってみるとその少女はふてぶてしい顔で確実に俺を見ていた。いや待て!ありえないだろ!?なんでコイツは俺のことが見えてるんだ!?
「ていうか、ここってどこ?あれ?聞こえてる?お〜い。」
彼女は確実に俺が見えていて、そして話かけている。取り敢えず俺が質問に答えようとすると、それよりも先に彼女がため息をつき、そして手を差し出して笑いかけてきた。
「ま、いいや。じゃぁ一人じゃ寂しいし・・・一緒に遊ぼうよ。」
その時、自分の中で何かが壊れるような音がして、俺は思わず逃げ出していた。初めての優しさや、温もりにどうしていいか分からず、それで取った選択肢が「逃げ」。我ながらバカな行動だと思う。
「ハァ・・・ハァ・・・」
足がもつれて倒れたときには城を挟んだ反対側の庭まで来ていた。ここまでくればさすがに見つかることはないだろう。俺は城を通って、彼女も俺を追ってきたはずだから、あの城で迷わないはずがない。 よく考えてみると初めて全力で走り、初めて疲れ、初めて転んだ。そして初めて他人に話しかけられ、初めて自分を見てもらい、初めて俺の存在を見つけてもらえた。なぜ彼女にそれができたかは分からないが、ただ・・・
「あー!こんなところにいた!」
マジかよ・・・。俺が立ち上がろうとした瞬間、不自然に自分の影が大きくなっているのが分かった。
「とうっ!」
「おわっ!」
彼女が俺に飛びついてきて、それを俺が抱きとめる形になった。しかし勢いでバランスを崩してしまい、そのまま3,4メートルぐらい転がった。俺をがっちりとホールドしたまま彼女は顔を上げ、いたずらっぽく笑ってきた。
「これでもう逃げられないよね。それじゃ取り敢えず、君の名前が知りたいな。」
名前?俺の名前は・・・ないな。別に必要なかったし、自分で付ける気にもなれなかったからそのままでいたんだった。
「名前なら、ないけど・・・。」
「え?そうなんだ・・・。ごめんね、聞いちゃいけなかった?」
「いや、それはどうでもいいけど・・・」
「けど?」
さすがにもう限界だった。今彼女は俺に馬乗りになっている状態で、つまり彼女の体重のほとんどが俺に伝わってくるわけで・・・
「そろそろ退いてくれると・・・助かる。」
「あ!ご、ごめんね!重かった?」
「うん、結構。」
パッと飛び退いた彼女は俺の返答を聞くと何故か俯いてしまった。俺なんか変なこと言ったっけ?
「そうか・・・重いんだ・・・。」
「え?」
「いや、なんでもないよ!それより名前がないって・・・ちょっと、寂しいね。」
「いや、そうでもないけど・・・て聞いてないし。」
俺の声を無視しているのか本当に聞こえてないのか、彼女は考えるようなポーズを取ってしばらく考え込んでいた。別に欲しいわけではないので止めようとしたが、その直前で彼女はバッと顔を上げ、ニコリと笑ってきた。
「ガウス・・・。」
「へ?」
「うん、ガウスがいいよ!ガウスにしよう!」
「な、なぜ・・・?」
「う〜ん・・・なんとなく?」
俺は思わずため息をついてしまった。あれだけ悩んだ挙句あれだけ推していたのに、それを考えついた理由がなんとなく、だ。呆れもするだろう。
「気に入らなかった・・・かな?」
不安そうにこちらを見つめてこられて、俺に断るという選択肢はなくなっていた。まぁ、名前を付けることを取り消すならともかく、別の名前を考えてもらうという考えは最初からなかったんだが。
「いや、それでいいよ。ていうかそっちこそ名前はなんなんだよ?」
「え?えっと・・・あはは、実は私も名前ないんだ。」
頭に手を当てて苦笑いを浮かべる彼女に、俺は再びため息をついた。なんというか、予想通りだったので、本当にそうすることしかできなかった。
「レナ・・・。」
「え?」
「お前の名前だ。レナで・・・いいか?」
どうしてとっさにこの名前が考えついたのか分からなかった。ただ、彼女がそれを聞いて嬉しそうに笑ったときに抱いてしまった感情については、名前すら見つけることができなかった。
「うん!ありがと!」
「ここは世界の中心で神様の棲む城、王族の庭城・・・ロイヤル・ガーデン。」
「ロイヤル・ガーデン?」
「そう。滅びることのない花が咲き、消えるこのない炎が灯る場所。つまり外の世界から隔離されていて、時も実質進んでいないってことだ。」
「ふ〜ん。」
レナは説明に適当に相槌をうちながら、俺のあとをついてくる。いい加減一人になりたいのに質問をやめてくれないレナは正直鬱陶しかった。ま、それに律儀に答えている俺にも問題はあったんだろうが。
「でもさ、神様の棲む城なのになんで王族なの?」
「だから・・・!」
さすがに限界になってきた俺は、できるだけ怒ったような顔を作って振り返った。
「ここでいう神様は何故か俺ってことになってるんだ。だったら世界の中心にあるこの城の主も俺で、王様ってのも自動的に俺ってことになるんだよ。まったく、こんな自分を過大評価したようなこと言わせるなよ。」
「へー!ガウスって神様の王様なんだ。すごーい!」
ただ、レナは俺の表情にはまたっく反応してくれなかった。俺ってそんなに怖い顔ができないんだろうか?パーッと顔を輝かせてるレナにため息をつき、取り敢えずもう少し分かりやすく伝えることにした。
「そうじゃなくて・・・えっと、さっきここが世界の中心って言ったよな?つまりこの世界が外の世界に対して王様の役割をしているんだよ。正確にはこの城だな。だからもしここを破壊してしまえば外の世界も壊れてしまうんだ。 それに、ここにいるだけでその生き物は神様としての力がだんだん宿っていく。そうやって神様になった者が城の主となり、実質外の世界を完全に支配することのできる王様になるってわけだ。」
なんか詳しくなっているのかよく分からない話にレナは不思議な顔を一切しなかった。その代わりにわざとらしく驚いてみせて、さらに俺をイラつかせてきた。
「ま、まさか世界征服をしていらっしゃったとは・・・。」
「いい加減怒るぞ?」
睨みつけたあと歩き出した俺に慌てて謝ってくるあたり、反省しているのかもと一瞬思ったが、よく考えてみるとそれはわざとだったという証拠になる。俺は今日何度ついたか分からないため息をついた。
「そういえばさ、ガウスって今どこに向かってるの?」
「・・・どこにも。今までずっとこうやって歩いてたんだから別に目的地とかないよ。」
「え!?それじゃ何か食べたりとか眠ったりとかは?」
「してるわけないだろ。さっき言ったように時間が進まないんだから自殺とかじゃない限り死ぬこともないし、腹も空かない。勿論疲れて眠くなることもない。大体そんなことする必要もないからな。」
レナは急に立ち止まり、俺の名前を考えていたときのように考えるようなポーズをとった。なんだか嫌な予感がしてその場から立ち去ろうとすると、案の定すぐに俺は腕を掴まれた。
「それじゃ、私がご飯を作ってあげる!」
本当に無邪気な笑顔をしているレナに、俺はついて行くことしかできなかった。いや、この場合厨房まで連れて行くの方が正しいのか?取り敢えず連れて行くと無理やり椅子に座らされ、そのままレナは厨房に飛び込んでいった。別にやることもなかったので仕方なく何ができるか予想しながら待っていると五分ぐらいで、残念そうな顔をしながら戻ってきた。料理も一切できていなかったのでどうしたのかと聞くと、料理のやり方なんて一切知らなかったらしい。まぁ、予想はしていたので料理に関する本を持って来て渡すと、顔を輝かせてまた厨房に飛び込んでいった。
「爆発とかしないだろ〜な?てか食べ物ができるかどうかも怪しい気がするんだが・・・。」
正直これが一番心配だった。爆発ならまだいい。いくら器具を破壊しようが、いくら水をぶちまけようが数分後には戻っている。実際にやったことはないから分からないけど、それよりも問題はレナがちゃんと料理ができるかだ。生まれて初めての味が無機物より酷かったなんてことはできるだけ避けたい。やっぱり頑張って断っといた方が良かったかな〜。 かれこれ40分ぐらいかけてやっとレナが厨房から出てきた。出来た料理は・・・無難にカレーか。それにしては時間がかかりすぎな気もするが、とりあえず見た目的には大丈夫そうだ。
「味見は・・・したのか?」
「いや、まだだけど?最初にガウスに食べてもらいたいな〜と思って。」
随分と可愛いことを言ってくれているが、それ思いっきりフラグ建ってるからな!てか、そんなに自信ありますみたいな顔されても困るんだが・・・・ああ、もう!食べるよ!食べますよ!食べさせていただきますよ! 少し乱暴に皿を受け取り、そのまま勢いでレナの作ってくれたカレーを口に入れた。ここまで来て思ったこと・・・そういや俺、カレーの味知らねーじゃん。
「どう・・・かな。」
正直まずくはない。ただ・・・
「カレーってこんなに甘いの?なんか野菜も肉も大きくてゴロゴロしてるし、もうちょっと・・・」
「し、仕方ないでしょ!私が料理するの初めてって知ってるんだからもうちょっと大目に見てよ!」
そう言ってレナがテーブルを叩いたとき、彼女の指が傷だらけなのに気がついた。なるほど、だからあんなに時間がかかったわけだ。
「だいたいガウスだって料理したことないんだから人のこと・・・」
「でも、おいしいよ。」
さすがに、自分のために頑張ってくれた気持ちまで無下にするようなことをするつもりはなかった。だから今のはせめてものお礼だ。
「ホント!?」
「ああ、俺が言った点を差し引いてもおいしいと思うよ。」
「そう・・・そうなんだ。おいしいんだ・・・。」
本当にレナはよく笑うと思う。彼女が泣いているところなんて想像もできないほど、レナは明るくて、鬱陶しいくらい元気で、眩しいくらいに笑う。俺には今まで何もなかったのに、どんどん初めてを与えてくれる。
「ガウス・・・。」
「ん?」
「・・・ありがと!」
そう笑顔で言って、レナはまた厨房のほうに行ってしまった。なんだか自分の顔が熱いのに気づき、それを誤魔化すようにカレーを口に入れた。
「やべぇ。おいしい・・・。」
どうしてその言葉が口からこぼれたのか分からなかった。
どうも、よく分からない解釈ですいません。 ここでは世界自体がガウス君と同時に生まれ、庭城もその時から存在しているという設定です。さらに言うとアブラクサスの柱の森も、王玉すらもまだ存在しておらず、外から入ってくる条件も「負の感情の爆発」ではなく、何かのきっかけがあれば入ることができることになっています。まぁ、きっかけと言ってもそれなりに凄いことじゃないといけないんですが。 ガウス君の言った通り、庭城の中にいるだけで神様の力が宿っていくという設定なんで、アーたんが不思議な力を使えるようになったのもこれで説明したいと思います。アーたんは確か2年ぐらいだったかな?よく覚えてませんけど畑先生のバックステージでそれぐらいの間、庭城にいたというのがあった気がするので、取り敢えず2年ということにして、そしてその期間でアーたんがあれだけの力をつけたのだから、137億年(宇宙の年齢です。ちなみにウィキペディアからです。)いるガウス君は相当な力がついているわけです。 さて、今回は三番目のオリキャラが出てきましたがいかがだったでしょうか?個人的にずっと温めてきたキャラなので気に入ってもらえると嬉しいです。それではガウス君の分も含めてプロフィール載せますね。
レナ
誕生日 11月20日
身長 113.9cm
体重 21.7kg
年齢 6歳(これは肉体年齢であって、実際は0歳です。そこは神様の意思と考えてください。)
血液型 O型
家族構成 なし。
好き、得意 ガウス,ガウスを楽しませること,ガウスが喜ぶこと,ガウスと一緒にいること
嫌い、苦手 特にない(だからと言って得意なことがあるわけではありません。)
フルネームはレナ・ノバルク。ノバルクというのは後で取り敢えずつけてみたという感じです。瞳の色は明るい黄色で、髪の色は桜色です。ただ、ヒナギクさんのようにピンクに近い色ではなく、ガウス君の感想通り、とても白に近い感じですね。正確も明るく元気で、困っている人は放っておけないタイプです。だけど実は結構人見知りで、ガウス君に話しかけることができたのは彼が寂しそうにしていたのが理由です。 外の世界から来たわけではなく、突然庭城に現れたので、知識はあっても経験とかは全くないです。ただ、なんでも器用にこなせて、料理などの家事もすぐに上手くなっていきます。 ガウス君のことが大好きで、行動する理由は大体彼のためって感じです。ただ、ガウス君がそれに甘えてなんでもしてもらっているなんてことは全くないです。むしろ互いが互いのために行動しているので、それでおあいこみたいな関係です。でも恋とかそういう意味で好きという感情はまだなく、今はただ大好きな人というだけの認識です。 さて、次はガウス君のです。
ガウス
誕生日 11月20日
身長 122.6cm
体重 24.0kg
年齢 6歳(これも肉体年齢であって、実際は130億以上生きてます。一応神様な設定なんで。)
血液型 A型
家族構成 なし。
好き、得意 レナ,レナが喜ぶこと、レナが好きなこと、レナと一緒にいること
嫌い、苦手 料理とか掃除とか、とにかくほとんど全部。
岳君の本来の在り方。レナちゃんと同じで後ろにノバルクをつけたガウス・ノバルクがフルネーム。容姿は前、岳君として載せたプロフィールの子供バージョンです。ただ、性格は今とは対照的で暗く、レナちゃんと出逢うまでは表情を作ることすらしていませんでした。何にも興味を持たず、ただずっと庭城を歩いていたので、神様と言っても特別に何かができるわけでもありません。 伊達に130億生きていないので、IQとかになるととんでもない数値を叩き出しますが、上記の通り料理とかやってみるとてんでダメで、それが悩みになっていたりします。今のレベルまで至った経緯は後ほど本編で書こうと思います。 すでにレナちゃんに骨抜きにされていますが、自覚はありません。今のガウス君はただの鈍感フラグ野郎で、デリカシーもないという感じです。
プロフィールはこれくらいで、次回もガウス君とレナちゃんの話です。冒頭ではハヤテたちが出てきますが、本文には全くです。こんな感じがあと1,2話続きますが、どうぞよろしくお願いします。 それでは ハヤヤー!!
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