Re: 希望・誠実・愛情・幸福、四つ葉のクローバ |
- 日時: 2014/01/30 09:42
- 名前: ハヤヒナ
- 10 幸せなクローバ
気が付くと、ハヤテとヒナギクは公園のベンチに座っていた。 ハヤテ 「何で僕達、此処にいるんでしょうか?」 ヒナギク 「分からないわね。」 ハヤテ 「確かデートの途中に四つ葉のクローバーを見つけた後、この公園によりましたよね。」 ヒナギク 「ええ。そうだったわね。それでこのベンチに座ったら…………。」
そう、ハヤテとヒナギクはあの出来事は覚えては居なかった。 ツテとリル、伊澄によって、記憶を消されたからである。
ハヤテ 「ヒナギクさん、そろそろ公園を出て、デートを続けましょう。」 ヒナギク 「そうねハヤテ君。何処に行こうか?」 ハヤテ 「ファミレスにでも行きませんか?」 ヒナギク 「うん。良いわね。ファミレスに行きましょ。」 ハヤテとヒナギクは、ファミレスへと向かって歩き出した。勿論、恋人繋ぎで。
四つ葉のクローバーにはそれぞれ意味がある。
『希望』…………こうあって欲しいと望み願う事。またその願い。将来に対する明るい見通し。
『誠実』…………真心がこもっていて、嘘・偽りがない事。
『愛情』…………人やものに注ぐ暖かな気持ち。慈愛。異性を恋う慕う気持ち。恋愛の情。
『幸福』…………不平や不満がなく、心が満ち足りてる事。幸せ。
…………そんな思いが、四つ葉のクローバーに込められている。 ハヤテとヒナギクはそんな思いが込められた四つ葉のクローバーを大事にしながら、デートを続けるのであった。
最終章 幸せのクローバ 〔完〕
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