Re: 希望・誠実・愛情・幸福、四つ葉のクローバ |
- 日時: 2013/12/12 10:41
- 名前: ハヤヒナ
- 12 ツジンシの山へ
順調に希望、誠実、愛情のクローバを見つけたハヤテ達。残り一つ、幸福のクローバだけとなった。 ハヤテ 「ツジンシの山ってどういう山なんですか?」 ツテ 「その山はある願いが込められて付けられた山なんだ。」 ヒナギク 「ある願い?」 リル 「何でも幸せを願う思いが込められているの。」 ハヤテ 「幸せですか?」 ヒナギク 「どんな幸せなの?」 ツテ 「その人の一番思っている幸せと言われてるんだ。」 リル 「幸せにも人によって違うから。」 ハヤテ達はツジンシの山に向かいながら話していた。
その頃、イカマ界ではある者が完成していた。 コトオ 「ネテア様、津に完成しました。」 ネテア 「やっと完成しましたか。」 ナンオ 「コレですネテア様。」 ネテア 「…性能はどうですかナキマ。」 マキナ 「バッチリデス。エンジュ界も人間界も支配できます。」 ネテア 「そうですか。では早速行動開始としましょう。」 「「「はい。」」」
そして……………………ハヤテ達はツジンシの山に辿り着いていた。 ハヤテ 「この山って何メートルあるんですか。 ツテ 「777メートルある。」 ヒナギク 「傾斜はどれぐらいなの?」 リル 「傾斜は77度あるわ。」 ハヤテ 「7ばかりですね。」 ツテ 「そうだろ。別名、クフウコの丘と言われてぐらいなんだ。」 リル 「7が3つそろうとスリーセブンと言うように7にまつわる山なの。」 伊澄 「7は幸福と言われていますから。」 ハヤテ 「残りの虹色のクローバ、幸福のクローバがあるのは間違いないんですね。。」 ツテ 「ああ。恐らくこの山の頂上にある筈だ。」 ヒナギク 「それからどうするの?」 リル 「幸福のクローバを見つけたら、神殿に戻って元通りにし収めるの。」 ツテ 「そうすれば、エンジュ界と人間界はイカマ界からの侵略を防ぐ事が出来るんだ。」 リル 「それよりも急ぎましょ。イカマ界も何か仕掛けて襲ってくるはずだから。」 ハヤテ 「そうですね。」 ヒナギク 「そうね。」 ハヤテ達はツジンシの山を登り始めたのであった。
第2章 エンジュ界とクローバ 〔完〕
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