Re: 希望・誠実・愛情・幸福、四つ葉のクローバ |
- 日時: 2013/12/09 15:10
- 名前: ハヤヒナ
- 11 愛情のクローバ争奪戦 2
ヒナギクの負けず嫌いが発動し、愛情のクローバ争奪戦が始まった頃、 イカマ界では怪しげな動きがあった。 ネテア 「コトオにナンオ、順調に進んでいますか?」 コトオ 「完成間近です。」 ネテア 「クローバ破壊の方はどうなっています?」 ナンオ 「ツテとリル、人間どもに希望と誠実が渡っています。 現時はイモオの谷でルハチとカイアが奴らと争奪戦を行ってる状況です。」 ネテア 「では引き続き頼みましたわよ。ナキマもお願いしますよ。」 「「「はい。」」」
イモオの谷で愛情のクローバ争奪戦が始まって、数分が経過していた。 ハヤテ 「ヒナギクさん、ありましたか愛情のクローバ。」 ヒナギク 「ないわ。ハヤテ君の方はどう?」 ハヤテ 「こっちもまだ見つかりません。」 ヒナギク 「……それにしても何本あるのかしら?ウョジイアの柱は。」 ハヤテ 「そうですね。皆同じように見えますし。」
カイア 「ルハチ、ありましたか?」 ルハチ 「ありませんわカイア。」 カイア 「速く見つけないと、」 ルハチ 「ヤバイですわね。」
ツテ 「ハヤテもヒナギクもなかなか見つからないな。敵もそうだけど。」 リル 「そうね。私達も見つけられないから。」 伊澄 「そうですね。」
ハヤテ 「これで何本目でしょうか?」 ヒナギク 「分からないわね……………キャッ!!!」 側にあった小石にヒナギクは躓いて転んでしまった。 ハヤテ 「大丈夫ですかヒナギクさん。」 ヒナギク 「大丈夫よハヤテ君。躓いて転んだだけだから。」 ハヤテ 「ヒナギクさん。僕の手に捕まって下さい。」 ヒナギク 「あ、有難うハヤテ君。」 顔を紅くしながらもハヤテの手を掴み、立ち上がったヒナギクであった。 とその時、側にあったウョジイアの柱が光りだし、愛情のクローバが表れた。 ヒナギク 「これが愛情のクローバかしら?」 ハヤテ 「そうみたいですね。」 見つけたと同時に伊澄、ツテ、リルと合流した。 伊澄 「やりましたねハヤテ様に生徒会長さん。」 ツテ 「コレで後は一つだな。」 リル 「残りは幸福のクローバよ。」 ハヤテ 「残り一つですか。頑張りましょヒナギクさん。」 ヒナギク 「そうね。頑張りましょハヤテ君。」 残りは、幸福のクローバとなった。 カイア 「またもやられましたか。」 ルハチ 「残り一つは、必ず私達イカマ界が破壊しますわ。」 とルハチとカイアは去っていた。
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