Re: 希望・誠実・愛情・幸福、四つ葉のクローバ |
- 日時: 2013/12/03 10:34
- 名前: ハヤヒナ
- 08 二つ目のクローバ
ハヤテとヒナギクはウユチイメの洞窟を進んでいると三つの影が見えた。 ヒナギク 「誰かいるみたいよハヤテ君。」 ハヤテ 「誰でしょうか。」 近づいてみると、三つの影は壁にもたれ掛かって寝ていた。 ハヤテ 「この三人、先程のギナとヤクサの二人と同じ服装ですね。」 ヒナギク 「って事は、同じイカマ界の人ね。」 ハヤテ 「恐らく四つ葉のクローバを破壊しようと此処まで来たまでは良いが、 疲れたか面倒くさくなって、此処で寝る事にしたところでしょうか…?」 ヒナギク 「そうかもしれないわね。でもお陰で助かったわね。」 ハヤテ 「ええ。それよりも先に行きましょう。」 そして…………数分。洞窟奥へとたどり着いた。 そこに虹色に輝く物体があった。 ハヤテ 「これですね。誠実のクローバは。」 ヒナギク 「そうね。」 ハヤテとヒナギクは誠実のクローバを回収し、洞窟の外へと出た。 洞窟を出たと同時に伊澄、ツテとリルと合流した。 伊澄 「ハヤテ様に生徒会長さん。誠実のクローバはあったんですね。」 ハヤテ 「ええ。」 ヒナギク 「あったわ。」 ツテ 「それよりもイカマ界の連中はいたのか?」 ハヤテ 「ええ。いましたが大丈夫でしたよ。」 リル 「どうしてなの?」 ヒナギク 「壁にもたれ掛かって寝てたわ。」 ツテ 「そうか。それだったら安心だな。」 リル 「次の場所に急ぎましょ。」 ハヤテ 「次のクローバは何処にあるんですか。」 ツテ 「次はイモオの谷にあるらしいんだ。」 ヒナギク 「イモオの谷って何なの?」 リル 「イモオの谷はウョジイアと呼ばれている柱があるの。」 ハヤテ 「ウョジイアの柱って何ですか?」 ツテ 「行けば分かるがウョジイアの柱は沢山あるんだ。」 ヒナギク 「何本あるの?」 リル 「私達も数えた事がないから分からないの。」 ツテ 「でも四つの場所の中では一番広いんだ。」 ハヤテ 「どれくらい広いんですか。」 リル 「3つの場所をあわせたぐらいの広さよ。」 ヒナギク 「それくらい広いの?」 ツテ 「ああ。行けば分かる。」 伊澄 「見えてきましたよ。アレがイモオの谷です。」 そうこう話しているうちにイモオの谷にたどり着いたのであった。
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