Re: play the game |
- 日時: 2014/07/14 02:07
- 名前: kull
- お久しぶりですkullです。
元気に大学生やってたら時間が無くて更新できませんでした。放置じゃないです、すいません・・・・。
これを書きながらチャットしてたら2時になってしまいました。 なので短めです。久しぶりなのに申し訳ないです。
コンコン
「はい、どうぞ。・・あら、亮介くんじゃない。どうしたの、こんな時間に?」
「ん、実はヒナさんにちょっと相談があってさ。」
テストの日の夜、俺はヒナさんの部屋に来ていた。 時計は既に11時を回っている。
「あら、珍しいわね。千桜じゃなくて私に相談?」
「・・もう、茶化さないでってば。」
妙に含み笑いをしながら、ヒナさんが体をこちらに向けた。
「ふふ、ごめんなさい。・・それで、どんな相談かしら?」
「いやまあ、大した相談じゃないんだけどさ。テストのことで千桜にお礼として何かあげたいから、何がいいかなぁ、って。」
「あら、そんなの千桜に直接言えばいいじゃない。何が欲しいの?って。」
「・・・それも考えたんだけどね。でも多分千桜はお礼なんていらない、って言いそうだからさ。」
「それもそうね。・・うーん・・・、何がいいかしら。」
「女の子が喜びそうなものが欲しいんだけど・・・。そういうの、あんまり分からないから。」
「そうね・・・明日日曜日だし、一緒に買い物に行ってみる?」
「え?・・・いいの?」
唐突な提案に少し驚く。 どうせ日曜はゲームして過ごすだけだし、こっちとしては大歓迎だ。
「全然構わないわよ。明日は生徒会の仕事も無いし。・・・一緒に千桜を喜ばせましょ?」
「うん!・・・・ありがと。」
「・・・別にいいわ。その言葉は千桜に言ってあげなさい。」
軽く頷いて、俺は部屋を出た。
「おーい、亮介くーん、入るぞー?・・・・・あれ、いないな・・。」
「あれ、千桜さん。どうしたんですか?」
「ああ、綾崎くん。いや、折角の日曜で生徒会もないから、今日は一日中亮介くんとゲームしようかなーって思ってたんだけど・・」
「手に持ってるゲーム機はそのためですか。・・ついさっき出ていったので、まだ玄関にいると思いますよ。」
「分かった、ちょっと行ってみる。」
「よっと・・・。新しい靴、買おうかなぁ。」
「亮介くん!」
「・・あれ、千桜。どーしたの?」
「いやまあ、別に用があるとかじゃないんだけど・・・。一緒にゲームしようと思ってたんだけど、どこか出かけるのか?」
「え!?・・・・・いや、まあちょっと買い物に・・・。」
「そうなのか・・・・。」
千桜が残念そうな顔をする。 最近忙しいらしくて、あんまり一緒にゲームする機会がなかっただけにちょっと可哀想だ。 でもさすがにお礼のプレゼント買いに行くなんて言えないし・・・と考えていたら、先に外に出ていたヒナさんが玄関に戻ってきた。
「亮介くん、何やってるの?・・・あれ、千桜じゃない。」
「ヒナ?・・・・亮介くん、ヒナと二人で出かけるの?」
「え!?・・・・まあ、一応・・・・。」
「ごめんなさいね、千桜。今日一日、亮介くん借りるわね?さ、早く行きましょ?」
笑顔でそういうとヒナさんが俺の服の袖を引っ張る。
「・・へぇ、そうか。まあ楽しんでこいよ。じゃ。」
よくわからないけど、千桜は何故かムッとして戻ってしまった。 もう、ヒナさんが変な態度とるから・・・!
「もう、いきなりどうしたの、ヒナさん?」
「別に?この前、似たようなことされたからお返ししただけよ?(コミックス40巻の最後の方参照)」
「・・・まあいいや。行こうか。」
「まったく・・・・!」
「あら、どうしたの千桜?しかめっ面しちゃって。」
「・・・ルカか。別に、何もない。」
「本当かしら?・・お気に入りの亮介くんをヒナに取られちゃって悔しいんじゃなくて?」
「・・・・っ!!いや、そんなんじゃなくてだな・・・!」
「手に持ったゲーム機は何かしら?」
「・・たまたま一人でやろうと思ってただけだ!」
「まーた、強がっちゃって。・・・ま、そんな時は一緒にモンハンよ?ついでに話も一緒に聞いてあげるわ。」
「・・すまない。ありがとう、ルカ。」
「拗ねてる親友の相手をするのもアイドルの仕事よ。別に構わないわ。・・・さ、ひと狩りいきましょ?」
以上です、ありがとうございました。 夜に悩み相談してくれる生徒会長のいるアパート、住みたいですね。
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