Re: しあわせの花(ハヤヒナ)【アフター第1話更新】 |
- 日時: 2012/02/25 13:23
- 名前: ロッキー・ラックーン
- こんにちは、ロッキー・ラックーンです。
最近更新が月1ペースに…。 筆は遅いですが、どうぞお付き合いください。
今回はカップル成立後の一日、昼の部です。 それではどーぞ!
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おっす、オラ三千院ナギ!
最近あんまりにも出番が無いもんだから、この話の語り手として乗っ取ってやったのだ! この私が語ってやるんだから、みんなありがたーく読むのだぞ!
「はぁ…はぁ…」
「こらハヤテ!もっと急ぎなさい!!」
白皇学院の時計塔から教室のある本館に向かって走る男女が二人。 男の方は綾崎ハヤテ、私の執事だ。女の方は桂ヒナギク、つい最近ハヤテの彼女になったヤツだ。
現在の時刻…AM8:20。予鈴が鳴るのが25分。 恋人同士になった二人だから、一緒に登校するのは不自然ではない。 しかしハヤテはまあ良い(どうでも)として、時間を厳守する事に口うるさいヒナギクがこんなギリギリになって焦っている姿なぞ、そうそう見られるモノじゃない。 なにやら早朝から生徒会室で二人で仕事をしてたらしいが、何があったのだ…?
「ヒナ…オレンジ…」
「んもう!バカな事つぶやいてないで早く教室行くわよ!!」
普段はマル●イン並みのすばやさを誇るはずのハヤテは、ポーッとアホ面を浮かべて上の空。 ヒナギクの方は明らかに顔を赤らめて照れている様子だ。
…お前ら、ホントにナニをしてたのだーーー!?
{ちょっ、お嬢様!} ←このカッコはハヤテとして読んでください。
ん?なんだハヤテか。語り手が二人いると読者が混乱するだろ。 それに今かなりイイトコなんだ。 これからお前達がしてたアホみたいな事の解説を…
{あわわわ!!作者がお嬢様の出番があるからスタンバイよろしくと言ってましたよ!! ホラ、早くお召し物を変えに行きましょう!}
え…?そうかそうか、出番か!!それなら仕方無いなぁ〜。 じゃあみんな、メ・イ・ンヒロインのこの私の出番を心待ちにしておくのだぞ!! さらばだ!
{ふぅ〜、危なかった…あ、それではサブタイトルをどうぞ!}
After第1話そのA【 生徒総会の一存 】
ざわ… ざわ… ざわ… ざわ…
『皆さん、ご静粛に!』 ←『』で囲んだのはマイクを通したセリフとして読んで下さい
シーン…
『ありがとうございます。それではこれより、2学期の生徒総会を始めます。進行は私、生徒会長の桂ヒナギクが行います。よろしくお願いします!』
パチパチパチパチ 「ワーワーワー!」「会長〜!」「今日もカッコイイ!!」
皆さんこんにちは、綾崎ハヤテです。 お嬢様に乗っ取られてしまった時はどうなる事かと思いきや、一安心です。 …ん?朝の仕事の後に何をしてたかですって?
ゲフン!ゲフフン!!
そんな事よりも、上のヒナのカッコイイ姿の解説をする方が大事だと僕は思うんです。 僕達の目は、前についているんです。それは、前に向かって進むためなのです。 振り返らずに進んで行こうじゃありませんか!!
(微妙な間)
今日は学期に一度ある生徒総会の日。 生徒会が全校生徒に今期の活動の報告し、承認を得るための場となっていて、進行はもちろん生徒会長が執り行う。 白皇に入ってこれまで二度見てきたが、委員会も部活動も(動画研究会はスルー)していない僕にとっては、ただただ壇上に上がって話すヒナがとにかくカッコ良かったという感想しか浮かばなかった。
今朝のヒナの早出は、その生徒総会の場において全校生徒に配られる資料が生徒会室にあるのを最終確認する仕事があったためだった。 そして僕はその手伝いをさせて貰うためについてきたのだっだ。 けっして、登校中に人目をはばからずイチャイチャしたかったからではない。…本当です。
『今学期の会計の着地の見通しについては……』 『体育会と文化会の比率をかんがみて…』 『アレがあーで…』 『コレがこーで…』
生徒会が承認を得る場とは言っているが、実質はヒナの独演会みたいなものだ。内容に文句をつける人など出てこない。 生徒は「話を聴く」というよりも、「生徒会長を見に来ている」と言った方が正しそうだ。 「そんなんでいいの?」と問われるかもしれないが、白皇の生徒会ですよ?実際の仕事も完璧に出来ているのが大前提じゃないですか。
そーゆーワケで、僕は自分の座席でヒナの凛々しい姿を遠目に見ながら「アレが僕の彼女なんだぞ」と思って優越感に浸っていた。 そして今朝の生徒会室でのヒナのあられもない姿を思い出して、鼻の下を伸ばしていた。ウェヒヒヒ…
『以上で今学期の生徒会報告を終了します。ご清聴ありがとうございました!』
ざわ… パチパチパチ 「うお〜!会長〜!!」「ステキ〜!!」 パチパチパチパチ ざわ…
深々と礼をするヒナに向けて、全校生徒が大喝采。毎回の事ながらスゴイ盛り上がり。 僕もその例に漏れず、惜しみない拍手を送る。
『では続いて、各委員会とクラブ活動からのお知らせに移ります。まずは風紀委員から…』
ヒナの見せ場も終わり、コレで生徒総会は大成功に終わったと思った。 この時はそんな悠長な事を考えながら壇上に上がっていく人たちの話を流して聞いていた。 この後起きる大事件(?)の事など知る由も無く…。
『では最後の部活は…ゲッ!………動画研究会です。代表者の方、お願いします。』
ざわ… ざわ… 「動画研究会?そんな部活あったっけ?」「それより会長、今『ゲッ』って言ったよね?」 ざわ… ざわ…
生徒会報告の後の各活動からのお知らせは、毎回事前に手続きを踏まないと時間を割いてもらえないらしい。 委員会からは生活態度についての注意喚起やイベントの案内、部活からは部員の勧誘や対外試合の応援のお願いなどが主な内容だ。 これといって問題になるような事など起きたためしがない。
という訳で、一度目を通したはずの資料を見ながら進行をしているヒナのいぶかしげな表情や、壇上に上がってきた代表者(もちろん三人娘)のニヤニヤ顔が僕に不安感というか…何かしらのトラブルを予感させた。
『あー、あー、ゴホン!動画研究会の朝風だ』『同じく花菱だ』『瀬川でーす!』
『今回皆さんの前に出てきて発表する事は、他でもない生徒会長桂ヒナギクの事だ!』
ざわ… ざわ…
朝風さんがヒナの名前を出すやいなや、ホール内が一斉にざわつき始める。 マズイ、あの人たち…僕達の事を言う気だ。
壇上に駆けつけるべく立ち上がろうとした瞬間、足元に赤いバラが突き刺さった。
「悪いけど、足止めさせてもらうよ」
「ヒムロさん…」
まさかこの物語に出る事など誰が予想したか、大河内家の執事、冴木ヒムロさん。 いつものように澄ました顔でバラの花を愛でている。
「なぜ貴方が…」
「なぜ?そりゃあ…金で雇われたからに決まってるじゃないか。あの娘達は僕の金ヅルさ」
なるほど、そういう事か。 悪ふざけには金に糸目をつけそうにないあの三人らしい。
いったん落ち着いて、ヒナの様子を見てみると… 僕と同様、壇上に駆けつけようとした所を伊澄さん(本気モード)がお札を手に、足止めしている。 手回しが周到すぎだ…
「そうですか…それでも通ると言ったら?」
「やめといた方が良い。それに、君も生徒会長も決して悪いようにはされないさ。座ってゆっくり見てるのが一番だと思うよ」
「……」
この会話を最後に、僕は立ち上がろうとするのをやめた。 冷静に考えてみたら、あの三人がヒナに本気で害を及ぼす事はありえない。…と思う。 そう自分に言い聞かせて事の顛末(てんまつ)を見守る事にした。
『耳の早い諸君には、もう情報が入ってるかもしれないから単刀直入に言おう。ヒナに恋人が出来た!!』
ざわ… ざわ… 「ええーーーー!?」「そんな!俺の桂さんに…」「いつお前の物になったんだよ」 ざわ… ざわ…
言った。やっぱり言ってしまったか。 となると、ここから僕の名前が出るのはそう遠くない。 きっと全校生徒から大ブーイングされるに違いない…どうする僕!?
『そしてその気になるお相手は…クラスメイトの綾崎ハヤテ君だ!!』
「エエーーーーーーーーーーーーーーーー!?」
ここまで全校生徒が心を一つに叫んだ事なんてあっただろうか…というレベルの声がホール内に響いた。 そしてホール内全員の視線が僕に集まった。
『静粛に!!我々、動画研究会は彼から決意表明のコメントをして頂いた。それをここでご覧頂こう…』
生徒の視線が壇上奥のスクリーンに集まる。 はて?そんな映像を撮られた覚えなんて無いけど…
『桂ヒナギクの全て。過去も未来もひっくるめて、僕はヒナを愛し抜きます!!』
『僕はヒナを愛し抜きます!!』
『僕は』
『ヒナを』
『愛し抜きます!!』 ます…マス…(←エコー)
なんじゃこりゃーーーー!! 今朝のやり取りじゃないですかーーーー!! しかもしっかり編集してあるし…
そうか、隠しカメラか! どおりで僕達のキスシーンにはいやに執着が無いと思ったら…
ざわ… ウオオオオオオオオ! 「くっそー!綾崎、負けたぜ!!」「ヤバイ…綾崎君カッコイイかも…」 ワーワーワーワー ざわ…
おお、意外にも生徒の皆には好印象! 僕もヒナも真っ赤になって縮こまる。
『諸君、静粛に!!せっかく本人達もいる事なのだし、ココは直接お話を伺おう。二人とも壇上へ!!』
ざわ… ざわ…
足元に突き刺さったバラはいつの間にか消えていて(ついでにヒムロさんも)大河内家のぼっちゃんが一人で花吹雪を撒いていた。 全校生徒の注目を浴びた手前、引き下がる事も出来ず、僕とヒナは彼女達に言われるがまま壇上に上がっていった。
『ではいくつか質問していこう。告白はどっちから?』
壇上に来るや否や朝風さんから発せられる質問。 なんですか、「新婚さんいらっ●ゃい!」ですか!?
『あの…僕から…です』
オオーー!!
『コレは意外!超鈍感の女泣かせの天然ジゴロで名を馳せるハヤ太君からの告白とは!!』
いつの間にか手にはマイクを握らされていて、ツッコミながらも従順に答えてしまうのは、きっと作者のせいです。(←違います) それにしても酷い言われようだ。事実だけど…
『して、いったいどんな告白をしたんだ?みんな、気になるだろ!?』
キニナルー!!オシエテーー!!!
『えっと…』
情けない僕の告白譚(第6話参照)を思い出して言葉に詰まる。 いったいどう表現したら良いものか…
『じゃあそれは私の方から…「貴女の事が好きです。もっといろんな貴女を知って、それを好きになりたいです」と、熱く語られました…』
オオオオオオーーーーーー!
ヒナはそう語った後、僕の方を向いてウインクをひとつ…カワイイな… じゃなくて、僕の情けないエピソードを話さないよう気を遣ってくれたようだ。 なんともありがたい話だ。
『まさかあのハヤ太君がそんな熱い告白とは…。そして、ヒナはそれにどう答えたんだ?』
『はい。僕の告白に涙して喜んでくれて「私も」と…。嬉しかったです』
ヒューヒュー!!
僕達の出来事をほぼありのまま話す。 聴衆の生徒の反応が意外とかなり好意的で、悪い気はしなかった。
『はいはい、もはや二人の間には我々の入り込めない領域が出来ているようで…。では、二人から全校生徒に向かって何か言いたい事があればどうぞ』
言いたい事って…特に無いんですけど。
『えーっと、何と言えば良いんでしょうか…。皆様の憧れのヒナギクさんとお付き合いさせて頂く事になりました。覚悟は出来ています。自分の何に代えても彼女を守る事を誓いますので、どうか応援よろしくお願いします!!』
ざわ… ざわ… 「綾崎ガンバレよー!!」「お幸せにー!」「桂さんを泣かしたら俺が殴りに行くぞー!」 ざわ… ざわ…
なんか意外と言うか… 学院のアイドルの最高峰のヒナを取られたのだからもっとブーイングが起こるものかと思ってたけど、全校生徒の反応は好意的なものだった。
『私からは、動画研究会の三人にです。』
「「「げっ…」」」
ヒナの言葉に、三人の顔はにわかに引きつる。 イヤな予感がするならやらなきゃ良かったんじゃ…
『ありがとう』
「「「…えっ!?」」」
『なによその顔…怒鳴り散らされるとでも思ったの?』
「「「いえいえいえ!滅相もない!」」」
『なら素直に私の言葉を受け取りなさい。…ありがとう!』
3人の妙なシンクロ具合はさておき、ヒナの心境としては、僕との関係をどう公表するか悩んでいたのを全て受け持ってくれた事に対して出た言葉なのだろう。
『皆さんも、動画研究会メンバーに温かい拍手をお願いします!』
パチパチパチ…
ひとり、またひとりと、拍手をする人は増えていき、ついには先程のヒナのステージに匹敵する喝采へとなった。 これで僕たちの関係のお披露目会見は終わったと思った。
バン!!
「異議あり!!」
という大声で喝采を突き破る少女が現れるまでは…
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さて、動画研究会への拍手を止めた少女。 二つに結んだ長めの黒髪を揺らして叫ぶ姿は、僕もヒナも良く見知った人物だった。
「にっ、西沢さん!?」
「歩!?なんでっ!?」
驚いた。そりゃあ驚くはずだ。 あの西沢さんが白皇学院の制服を来て、この喝采を一撃で静めさせるべく異議を唱えているのだから。
「なんでもヘチマもありませんよ!…皆さん、騙されてはいけません!こんな事で認めてしまって良いのかな!?いえ、良いハズがありません!!」
いきなり始まった西沢さんの講演会に、ホール内全ての人間が静まり返る。
「それはなぜか!!それは…私たちがまだ二人の恋人同士の『証拠』を見てないからです!!」
ざわ… ざわ… 「確かにそうだな」「でも証拠なんてどうやって見ればいいの?」 ざわ… ざわ…
にわかにざわつくホール。 「証拠」という言葉に、僕とヒナに電流走る! 冷や汗が止まらない。 まさか…まさか…!!
「さあ、見せてもらいましょう!ヒナさんとハヤテ君の愛のしるしを!!」
シーン…
再び静まったホールの中心で西沢さんは叫ぶ。 時間の流れが凍ったように感じた。
「チューウ、チューウ、チューウ…」
ふと、どこからともなく聞こえてくる「ゼ●の使い魔」や「と●ドラ!」のメインヒロインに酷似した声。 その声に、ひとり、またひとりとコールに乗っかって行き…
『チューウ!チューウ!チューウ!…』
ホール内にいる全員による大コールへと発展したのだった。
ふと、ホールの一番後ろで立っている人物と目が合った。 満面の笑みでこちらに向かってピースサインを送るその人は…読者の皆様のご想像通り、アーたん。 その姿に、僕とヒナはただただコケる事しか出来なかった。
チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ! 『どーしたの!?みんな二人のラブラブな姿を心待ちにしてるんだよ!!さあ!命を、魂を燃やすんだーーーー!』 チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!チューウ!
いつの間にやら壇上にいる西沢さん。 撮影準備万端な動画研究会3人娘。 立ち尽くす綾崎ハヤテ。 …そして、意を決する桂ヒナギク。
『静まりなさい!!』
そのヒナの一言で、ボルテージ最高潮のホール内は一瞬にして水を打ったような静けさに変わる。 誰もが悪ふざけの過ぎた全校生徒へのお説教が始まると思っていた。
『キスっていうのは、もっと…静かにするものなのよ…良く見てなさい!』
というセリフを残してマイクを置き、数メートル離れた僕の方へ寄って来るヒナ。 ホール内は誰一人、物音すら立てない。 …まさか、コレは!!
「ヒナ…?」
「ハヤテ…もうヤケよ!」
と言いつつもまんざらでも無い表情のヒナ。 分かりました。「毒を食らわば皿まで」ですね!(←意味不明)
…ウォオオオーーーーーーーーーー!!
唇を重ねる僕らに、ホール内は先程以上の熱気に包まれた。 …まさか、ここまで全部アーたんの思い通り?恐ろしい子!!
つづく
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って、待てぇーーーーーーい!! 私の出番があると言うから語り手を代わってやったものの…セリフ一つしか無かったではないか!! しかもハヤテのヤツ、私の名前すら出しやがらないし。
絶対に許さん。 許さないから…ここから先はずっと私のターンだ!! 今回の種明かしを私がしてやるから、ありがたーく読むのだぞ!
さて、今回の生徒会長スキャンダル会見の真相。 実は生徒全員が仕掛け人だったのだ!!
ハヤテがヒナギクに告白するためにデートに行った日、私はアーちゃんとハムスターと3人で話し合った。 学校でのヒナギクの人気はもちろんの事、ハヤテを好いている女子もなかなかの数がいる。 二人がくっつく事を良く思わない人間が出てくるだろう事も予測出来た。
ハヤテもヒナギクも、自分の気持ちと向き合うために頑張った。 そんなあいつらが誰かから憎まれるだなんて、私は嫌だ。認めたくない。 だったら…学校公認のカップルに仕立て上げてやれば良いという結論に至ったのだ。 そうなってしまえば後はカンタン。 学校へはマリアとアーちゃんに根回ししてもらい、私とハムスターで今回の騒動のシナリオを立てたというワケだ。
フフフ、どーだ驚いたか!? …なに?ほとんど予想通りだと!? この私のミラクルなハイセンスについて来れるとは、なかなか恐れ入ったぞ!! よーし、ではご褒美にハヤテとヒナギクが朝やってた事を…
ざわ…(←桃色の殺気)
…と思ったが、お腹が空いたから私は帰る。 みんな、私へのファンレターを出して作者に出番を増やすように頼むんだぞ!ヨロシクな!! さらばだ!!
今度こそつづく
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【あとがき】
長い一日の昼の部でした。 ヒナギクに恋人が出来た事を学校中に隠し通すのは無理だと思うので、完全に公認のカップルになってもらいました。 彼らの仲を否定する人間は出て来ないです。 では、色々解説を…
■朝のご褒美 ハヤテは、その?でヒナが言っていた「ご褒美」をしっかり貰ったようですね。 何をしていたかは皆様のご想像にお任せします。笑 ヒナもそんな事を見越してなのか、しっかりと「お気に入り(原作9巻参照)」を身に着けていたようで…。 くっそー、羨ましい!!
■意外な登場人物 まさかヒムロなんて出すとは自分でも思ってもみなかったです。 ?ハヤテを足止め出来て?特にハヤヒナに何の感情も抱かない人物…って考えたら彼に白羽の矢が立ちました。 金さえ出せば何でもする性格も使いやすいですね。
■部外者 歩は「せっかくやるなら目立ちたい」という事で、ピエロ役を買って出ました。 白皇への侵入はマリアとアリスの根回しで関係者扱いされているので問題なく出来てます。 …潮見高校は創立記念日かなんかで偶然お休みです。
■三人娘 その?で言っていた事の種明かしをすると… 秘策→どこかしらに仕込んだ隠しカメラ バックの彼女たち→ナギ・アリス・歩たち
です。予想通りですよね?笑
全校生徒への発表がメインになってしまったので、ハヤヒナがあまり出来ませんでした。 夕方・夜の部は二人の絡みをもっと増やす予定です。 あ、でもその前に3/3が近いのでなんかお祝い作品的な物も作りたい… 予定は未定です。
ご感想・ご質問などお待ちしております。 ありがとうございました。
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