Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/09/22 10:47
- 名前: ハヤヒナ
- 13 ハヤヒナ結婚式 8
新年。新しい年となるなか、ハヤテとヒナギクも迎えていた。 後三ヶ月、三月三日、ヒナギクの誕生日にハヤテとヒナギクはするのであった。 そんなハヤテとヒナギクは初詣に来ていた。それぞれの右手の薬指には指輪をしていた。 『婚約』指輪である。ハヤテは『ドパーズ』の、ヒナギクは『アクアマリン』の。 それぞれ、自分の誕生月の指輪であった。 ヒナギク 「ハヤテ、いよいよね。この指輪が『婚約』から『結婚』になるのは。」 ハヤテ 「後三ヶ月もすれば、幸せな生活が始まるし。」 ヒナギク 「今も幸せの間違いじゃない?でも今は、同居だけど。」 ハヤテ 「でも後三ヶ月もすれば、同居が新婚になるし。」 ヒナギク 「今も、そしてこれからも幸せな生活を送ろうハヤテ。」 ハヤテ 「そうだねヒナギク。幸せな新婚生活を送って行こう。」 そして、ハヤテとヒナギクが願った事は、「幸せな新婚生活を送れますように」であった。
二月十四日。バレンタインデーである。 ヒナギク 「ハヤテ、私が作った手作りチョコ、食べてくれる?」 ハヤテ 「勿論食べるよヒナギク。」 ヒナギク 「有難うハヤテ。食べさしてあげるね。」 ハヤテ 「………うん。」 ヒナギク 「じゃあ口を開けて。」 ハヤテ 「…………うん。」 顔を真っ赤にしながらも、ヒナギクに手作りチョコを食べさして貰ったのであった。 ヒナギク 「どうハヤテ?チョコ美味しい?」 ハヤテ 「美味しいよヒナギク。」 ヒナギク 「良かった。でもハヤテ、もっと美味しくなる食べ方があるけど知ってる?」 ハヤテ 「それって、………アレだよねヒナギク。」 ヒナギク 「そうよハヤテ。アレよ。やってあげようかハヤテ。」 ハヤテ 「……うん。お願いできるヒナギク。」 ヒナギク 「うん。じゃあやるねハヤテ。」 そう言うと、ヒナギクは口にチョコを含み数回噛み、ハヤテに顔を、唇を近づけた。 ハヤテもそれを受け入れ、ヒナギクに顔を、唇を近づけた。 そして、ハヤテとヒナギクはキスをした。しかもディープキスを。 口内でしたとしたが絡めあうなか、先程の甘いチョコはより甘く、唇はさらに甘く感じたのであった。
そして、三月二日。 ハヤテ 「いよいよ明日だなヒナギク。」 ヒナギク 「いよいよ明日ねハヤテ。」 そう…。明日はヒナギクの十九回目の誕生日でもあり、そして、ハヤテとヒナギクの結婚式でもあった。 ヒナギク 「此処まで色々長かったね。」 ハヤテ 「本当に色々とあったけど、明日からは新しい人生が始まるね。」 ヒナギク 「明日からの人生こそ、新しい人生生活のスタートね。」 ハヤテ 「僕とヒナギクにとって、明るい未来を作って行こうヒナギク。」 ヒナギク 「うん。作って行こうハヤテ。」 そして、ハヤテとヒナギクはキスをし、明日に向けて、早めに就寝したのであった。
翌日。今日はヒナギクの誕生日でもあり、ハヤテとヒナギクの結婚式当日であった。
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