Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/09/22 09:34
- 名前: ハヤヒナ
- 12 ハヤヒナ結婚式 7
今日は十五夜。お月見である。新居に住んで数ヶ月。その間、ハヤテとヒナギクは大変だった。 白皇学院に特別教師として行ったり、ナギのワガママに振り回れたりしたなどがあった。 ハヤテ 「それにしても晴れてよかったな。」 ヒナギク 「そうね。雲一つ無く、お月見には最高の夜ね。」 ハヤテとヒナギクはお月見をしていた。雲一つ無い夜空を眺めていた。 ヒナギク 「それにしてもハヤテ、後半年で結婚だね。」 ハヤテ 「小さい頃に出会った時は、こんな日が来るとは信じられなかったな。」 ヒナギク 「私もよ。白皇学院で出会った時も、小さい頃に出会っていたとは信じれなかったわ。」 ハヤテ 「でも僕とヒナギクは、来年の三月に結婚だからね。」 ヒナギク 「しかも私の誕生日にね。」 ハヤテ 「運命を感じるね。」 ヒナギク 「そうね。運命ね。」 そして、ハヤテとヒナギクは月の光に照らされながら、キスをしたのだった。大人のキスを。
二カ月経ち、今日はハヤテの誕生日。 ハヤテが用を終え、綾崎家へ戻って来た。すると、 ヒナギク 「ハヤテ、お誕生日おめでとう!!」 「「「「おめでとう!!」」」」 ヒナギク、ナギ、美希達が出迎えてくれた。 ハヤテ 「ありがとう、ヒナギク。それに皆も。」 ヒナギク 「それじゃあ、パーティーを始めましょ。」 こうして、ハヤテの誕生日パーティーが始まった。 美希 「それにしても、来年の三月だな。」 理沙 「ヒナとハヤ太君が結婚するのは。」 泉 「確かヒナちゃんの誕生日だったよね♪」 歩 「そうでしたね。ハヤテ君にヒナさん。」 ハヤテ 「ええ。」 ヒナギク 「そうよ。」 ナギ 「後五ヶ月だな。」 千桜 「月日が経つのは早いですね。」 愛歌 「そうですね。」 そして、一時間後。ナギ、美希達は帰っていた。 ハヤテ 「皆に誕生日を祝って貰って嬉しいよヒナギク。」 ヒナギク 「ハヤテに喜んで貰って私も嬉しいよ。此処からは二人きりの誕生日パーティーを始めよう。」 ハヤテ 「そうだね。」 ヒナギク 「先ずは私のプレゼントを受け取ってハヤテ。」 ハヤテ 「分かったよヒナギク。」 ヒナギク 「私のプレゼントはね………。」 ハヤテ 「……………。」 ヒナギクはハヤテにキスをした。ハヤテも黙ってそれを受け入れた後抱き締め、ヒナギクにキスをした。 そんな幸せな誕生日であった。
そして、クリスマス。 ハヤテ 「今日はクリスマスだな。」 ヒナギク 「そうね。」 ハヤテ 「僕にとってはいやな事ばかりだったけど、ヒナギクに出会ってからは最高だよ。」 ヒナギク 「私もよハヤテ。最高のクリスマスよ。」 ハヤテ 「ヒナギク、僕からのクリスマスプレゼントを受け取ってくれる?」 ヒナギク 「勿論よ。ハヤテも私からのクリスマスプレゼント受け取ってくれる?」 ハヤテ 「受け取るよ。」 ヒナギク 「じゃあ同時に渡そう。」 そして、ハヤテとヒナギクはお互いに抱き締めあい、ディープキスをした。 その瞬間、雪が降り始めた。ホワイトクリスマスとなったのであった。 そんな二人を祝福するように、クリスマスソングが流れ始めたのであった。
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