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対象スレッド 件名: Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
名前: ハヤヒナ
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Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
日時: 2013/09/18 10:38
名前: ハヤヒナ

07 ハヤヒナ結婚式 2

ハヤテ 「それにしても、こうなっていくなんて思いませんでしたね。」
ヒナギク 「そうね。一年後には本当の新しい生活になるわね。」
ハヤテ 「小さい頃に出会い、記憶を忘れた状態で白皇学院で会いましたね。」
ヒナギク 「ねぇハヤテ君、初めて白皇学院で出会った時の言葉を覚えてる?」
ハヤテ 「勿論ですよ。僕が時計塔を見て一度で良いから昇ってみたいなあって言ったら、
     『ダメよ。その時計塔は、生徒会関係者以外は、立ち入り禁止なんだから!』
     って声がしたのがヒナギクさんでしたよね。」
ヒナギク 「そうよ。今でも少しは高い所は苦手よ。でもハヤテ君がいるから大丈夫なの。
      これからもちゃんと私を支えてくれるかしら?」
ハヤテ 「勿論ですよヒナギクさん。」
ヒナギク 「じゃあハヤテ君、約束しない?」
ハヤテ 「約束ですか?」
ヒナギク 「うん。」
ハヤテ 「それって何ですか?」
ヒナギク 「これからは呼び捨てにしない。」
ハヤテ 「そ、そうですね。ヒナギクさ…………じゃなくて、ヒナギク。」
ヒナギク 「う、うん。ハヤテく…………ハヤテ。」
慣れてないのか、心地なかった。
ヒナギク 「それともう一つ約束しない?」
ハヤテ 「それって何ですか?」
ヒナギク 「敬語はなしにしましょ。」
ハヤテ 「そうですね。でも直ぐには無理と思いますね。」
ヒナギク 「そうね。名前は何とかなるけど、敬語は徐々に慣らしていきましょハヤテ。」
ハヤテ 「そうですねヒナギク。」
ヒナギク 「じゃあ食事を作りましょ。」





そして、翌日。
ハヤテとヒナギクは、三千院家へやって来た。
そこには、美希、理沙、泉、千桜、愛歌、伊澄、ワタル、咲夜、歩が集まっていた。
ナギ 「おお、ハヤテにヒナギク、来たか。」
ハヤテ 「三千院さんに花微さん達まで。」
ヒナギク 「どうして皆がいるの?」
美希 「言いたい事があって来たんじゃないか?」
理沙 「ヒナにハヤ太君。」
泉 「そうなんでしょ。」
ハヤテ 「ええ。ヒナギクと。」
ヒナギク 「ハヤテと一緒にね。」
千桜 「綾崎君とヒナがお互いに呼び捨てにしていましたね。」
愛歌 「それと関係あるんですか?」
ハヤテ 「ええ。」
ヒナギク 「あるわ。」
歩 「言いたい事って何なのかな?」
伊澄 「何ですかハヤテ様にヒナギク様。」
咲夜 「生徒会長はんの呼び方、変えたんやな。」
伊澄 「ええ。」
ナギ 「おいお前ら、そんな事はどうでもいいだろ。」
マリア 「それにお二人の言いたい事はわかっていますし。」
「「ええ!!//////」」
ハヤテとヒナギクは、顔を赤くした。
ヒナギク 「言いたい事、分かってるの??」
ハヤテ 「分かっているんですか?」
その問いにその場にいた全員、コクッと頷いた。
そして、
ナギ 「ハヤテにヒナギク、お前達けっこんするんだろ?」
「「!!!!!!!!!!!!!!!!」」
その言葉にハヤテとヒナギクは驚いた。
ハヤテ 「分かってたんですか?」
ヒナギク 「言いたい事が何かを>」
美希 「ああ。」
理沙 「分かっていたさ。」
泉 「分かってたよ〜♪」
言いたい事が分かっていた事に、ハヤテとヒナギクは顔を赤くしたのであった。