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対象スレッド 件名: Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
名前: ハヤヒナ
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Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
日時: 2013/07/08 09:15
名前: ハヤヒナ

05 「思い出のノート」

翌日。またも小さい頃の思い出を夢で見たハヤテ。
ハヤテ 「また見たけど、あの四人の女の子って誰だったか思い出せないんだよな。
     しかし、誰かに似ているのは何故なんだ?」
と呟き、いつもの事により、結局は一人で白皇に向かった。





同じく、桂家。ヒナギクの部屋。
ヒナギク 「また見たわ。小さい頃の夢を。あの男の子って誰だったかしら。
      美希達はハヤテ君って言っているけど、絶対…違うわ。」
と思いつつも、白皇学院へ向かった。





そんなハヤテとヒナギクであったが、思い出の品を持っていた。
ハヤテが引っ越していく時、ハヤテとヒナギクはお互いに交換した品があった。
それは日記帳であった。その日記帳には色々と書かれてあった。





ハヤテが持っていた日記帳(ヒナギクの)にはこう書かれていた。
「ハヤテくんといっしょにあそんでたのしかったな。あしたもたのしくあそびたいな。」





そして、ヒナギクが持っていた(ハヤテの)にはこう書かれていた。
「ヒナちゃんたちとあそんでたのしかったよ。あしたがたのしみだよ。」





他にも楽しい思い出が書いてある日記帳は、ハヤテとヒナギクの執事服や征服のポケットに入っていた。





そして、白皇学院。放課後。生徒会室。
ヒナギク 「どうしたのハヤテ君?………って、また美希達にでしょ。」
ハヤテ 「ええ。その通り花微さん達に押し付けられました。」
ヒナギク 「全く美希達は…………。いつもごめんねハヤテ君。迷惑掛けて。」
ハヤテ 「いいですよ。それよりも手伝いましょうか。」
ヒナギク 「いいの?」
ハヤテ 「ええ。今日は暇を貰っていますので。」
ヒナギク 「じゃあお願いできるかな。」
ハヤテ 「お任せくださいヒナギクさん。」
ヒナギク 「じゃあお願いね。」
ハヤテは生徒会の仕事を手伝う事にした。
手伝っていく中、ハヤテはある事を思った。それは……、

ハヤテ (ヒナギクさん達なのかな…。あの四人の女の子って。)

であった。

ヒナギクも同じ事を思っていた。

ヒナギク (美希達の言うとおり、あの男の子ってハヤテ君かしら?)

であった。





そして、数時間後。
ヒナギク 「ハヤテ君、手伝ってくれて有難うね。今度、お礼するわね。」
ハヤテ 「いいですよお礼は。」
ヒナギク 「そんな事言わないで。私はお礼がしたいの。」
ハヤテ 「分かりました。じゃあ楽しみにしてますね。」
ヒナギク 「うん。楽しみにしていてね。」
ハヤテ 「はい。」
ヒナギク 「じゃあそろそろ帰りましょ。」
ハヤテ 「では家までお送りしますね。」
ヒナギク 「え、いいの?」
ハヤテ 「はい。」
ヒナギク 「じゃあお願いね。」
こうして、ハヤテとヒナギクは仕事を終え、帰っていた。