Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/09/08 10:48
- 名前: ハヤヒナ
- 08 そして……………未来への道
ハヤテ達は白皇での行事、バイトをこなしたり、皆で旅行に行ったりして月日が流れた。 そして、ハヤテ達は無事に卒業した。 ハヤテとヒナギクは白皇学院のある場所に来ていた。 ヒナギク 「無事に卒業して良かったわね。」 ハヤテ 「ええ。僕も編入した頃は成績が危なかったですが、頑張ったおかげで成績もかなり上がって良かったですよ。」 ヒナギク 「そうね。ハヤテ君、今じゃあ私と並ぶ位の優秀になったしね。」 ハヤテ 「ええ。頑張りましたから。」 ヒナギク 「そうね。それにしても此処で私とハヤテ君は、再会を果たしたのよね。」 ハヤテ 「ええ。仮の再会ですけど。」 ヒナギク 「でも仮の再会があってこそ、此処で出会ったのよね。」 ハヤテ 「そうですね。思い出したのは二年の夏でしたよね。」 ヒナギク 「そうだったわね。出逢って十年ぐらいして本当の再会を果たしたのよね。」
そして、 ハヤテ 「ヒナギクさん、そろそろ本題に入っても良いですか。」 ヒナギク 「良いわよ。」 ハヤテ 「小さい頃に出逢って、沢山の思い出がありましたよね。」 ヒナギク 「水族館や動物園、キャンプ、夏祭りなど行ったよね。」 ハヤテ 「そして、僕は引っ越して行きましたけど。」 ヒナギク 「そして、暫くしてその事を忘れたのよね。」 ハヤテ 「ええ。何故忘れたかは分かりませんが。」 ヒナギク 「不思議よね。」 ハヤテ 「ええ。十年ぐらいして、狩の再会を果たし、そして、本当の再会を果たしたんですから。」 と語って、そして、 ハヤテ 「では言いますね。」 ヒナギク 「うん。」
ハヤテは一呼吸をおいて、喋り出した。
ハヤテ 「……………ヒナギクさん、この僕と結婚してくれませんか!」 ヒナギク 「え…………。プロポーズ…………?」 ハヤテ 「はい。返事を聞かせて下さいヒナギクさん。」 ヒナギク 「私からもお願い。ハヤテ君、私と結婚して下さい。」 ハヤテ 「ヒナギクさん………………。」 ヒナギク 「ハヤテ君………………。」 ハヤテとヒナギクは抱き締め合った。 そして、ハヤテとヒナギクはお互いに口を近づけ、唇を重ね合わせた。 ハヤテとヒナギクはキスをしたのであった。しかも口内で舌と舌を絡め合わせるディープキス……大人のキスを。 キスをした瞬間、ハヤテとヒナギク、二人の周りを桜吹雪が包み込んだのであった。
第四部 記憶と出逢い 〔完〕
第四部完結いたしました。最終部とエピローグでこの小説は完結致します。
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