Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/09/08 09:57
- 名前: ハヤヒナ
- 07 思い出の品と二人の想い
イルカのキーホルダーに星のストラップ。それに日記帳。 これらの三つはハヤテとヒナギクにとって、大事な思い出の品なのである。 この三つの思い出の品がハヤテとヒナギクの出逢いと恋の記憶の思い出しに関係したのである。
水族館で。 ヒナギク 「ねぇハヤ君。何にする。」 ハヤテ 「ヒナちゃんは何がいいの?」 ヒナギク 「お揃いの物って言ってからには、思い出に残るものが良いわね。」 ハヤテ 「そうだね。」 すると、イルカのキーホルダーが目に入った。 ハヤテ 「ねぇヒナちゃん。このイルカのキーホルダーにしない?」 ヒナギク 「そうね。可愛いし、これにしましょ。」 ハヤテ 「うん♪」 ヒナギク 「お母さん、コレお願い。」 とハヤテとヒナギクは、お揃いでイルカのキーホルダーにした。 ハヤテは水色の、ヒナギクはピンクのイルカのキーホルダーにしたのだった。
夏祭りの会場で。 ハヤテ 「何にしようかヒナちゃん。」 ヒナギク 「この星のストラップにしない?」 ハヤテ 「そうだね。キラキラしてるし、これにしようか?」 ヒナギク 「うん♪。」 ハヤテとヒナギクは、星のストラップを買ったのであった。
日記帳。 ヒナギク 「ねぇハヤ君。」 ハヤテ 「何ヒナちゃん?」 ヒナギク 「私とハヤテ君、出会った事を忘れない為に、日記を書かない?」 ハヤテ 「日記を?」 ヒナギク 「うん♪」 ハヤテは雨が降っていた為、花岡家で遊んでいた。 ヒナギク 「お母さんにノートを二冊買ってもらったから、一つハヤ君に上げるから一緒に書こう。」 ハヤテ 「うん♪」 ヒナギク 「それじゃあ書こうハヤ君。」 ハヤテ 「うん。書こうかヒナちゃん。」 ヒナギク 「書こうハヤ君。」 ハヤテとヒナギクは、ノートにコレまでの思い出を書き始めたのであった。
ハヤテ 「これらの思い出の品があったおかげでもありますね。」 ヒナギク 「そうね。この品がなくても思い出したかもしれないけど。」 ハヤテ 「思い出の品があってこそ、出逢ったかもしれませんよ。」 ヒナギク 「出逢いがあっての私達よね。」 ハヤテ 「ええ。そうかもしれませんね。」 思い出の品を見ながら、ハヤテとヒナギクは小さい頃の想いを振り返っていた。
|
|