Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/09/07 10:30
- 名前: ハヤヒナ
- 06 想いの最初の言葉
ハヤテとヒナギク、白皇学院で仮の再会をした時、印象に残った言葉がある。
ハヤテがヒナギクに言われて、印象に残った言葉は、
『少しぐらいワガママ言わないと、幸せ掴み損ねるわよ。』
ヒナギクがハヤテに言われて、印象に残った言葉は、
『言ってくれば、助けに行きますよ。』
この言葉がハヤテとヒナギクには、印象に残った言葉なのである。 ハヤテ 「ヒナギクさんが言ってくれたあの言葉が印象に残っているんですよ。」 ヒナギク 「私もよ。あの時ハヤテ君が言ってくれた言葉が印象に残っているの。」 ハヤテ 「あの時の出逢いと言葉は運命に感じますね。」 ヒナギク 「そうね。私は他にもハヤテ君が言ってくれた印象に残っている言葉があるの。」 ハヤテ 「それって、いつの時ですか?」 ヒナギク 「一年の時の私の誕生日の日の生徒会室のテラスでの出来事よ。」 ハヤテ 「!!!!それって若しかして、あの時の僕が言ってくれた言葉ですか。」 それは、
『この風景は初めて会った時、ヒナギクさんが僕に見せてくれたものなんですよ。』
『理由はあったかもしれないし なかったのかもしれません』
『人から見るとずいぶん不幸に見えるかもしれませんし 心に深い傷もあるのかもしれません』
『でも…今いる場所は… それほど悪くはないでしょ?』
ヒナギク 「この言葉のおかげでハヤテ君が好きって事に気づいたの。」 ハヤテ 「そうだったんですか。」 ヒナギク 「そうよ。あの時、ハヤテ君が言ってくれた言葉のおかげなの。」 ハヤテ 「あの時は、ヒナギクさんが過去の事を話し落ち込んでいたので、言ったんですよ。」 ヒナギク 「そうだったのね。」 ハヤテ 「ええ。」 ヒナギク 「あの時の言葉で、勇気と励ましになったの。」 ハヤテとヒナギクは、出逢った頃の言葉について、振り返ったのであった。
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