Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/07/06 10:22
- 名前: ハヤヒナ
- 02 「唯一の思い出し」
小さい頃に出逢っていた事のあるハヤテとヒナギク達。 ハヤテとヒナギクは唯一、覚えている事があった。 それはハヤテもヒナギクも同じであった。
ハヤテ (確か僕は、その四人の女の子の一人が好きになったんだよな。)
そして、ヒナギク。
ヒナギク (確か私、その男の子が好きになったのよね。)
ハヤテもヒナギクも同じであった。 それは当然であった。ハヤテもヒナギクもお互いに小さい頃、好きになっていたのである。 小さい頃に出逢っていたハヤテとヒナギク、美希、理沙、泉の五人。 ハヤテはヒナギク達だとは知らない。 ヒナギクもハヤテだとは知らない。
唯一思い出しているのは、出逢ったときに好きになった人がいる事である。 それがハヤテはヒナギク、ヒナギクはハヤテだとはまだ知らない。
そして、放課後。何事もなく一日を終えた。 生徒達は帰っていく中、美希、理沙、泉は話していた。 泉 「ヒナちゃんも見てると思うから知らせる?」 美希 「いや知らせないほうがいいな。」 理沙 「ヒナの事だから信じないと思うから。」 泉 「そうだよね。あの事から暫くしてからヒナちゃんにとって悲しい事が起こったんだよね。」 美希 「ああ。この事はハヤ太君も知っていると思うしな。」 理沙 「ハヤ太君もヒナや我々と同じく、見たと思うが。」 美希 「その四人の女の子がヒナや私達と事は思い出していないと思うからな。」 泉 「それじゃあ暫くは様子見ようか。」 理沙 「その方がいいな。」 美希 「それじゃあ帰って、思い出の品を探すとするか。」 理沙 「そうだな。」 美希、理沙、泉は早速、行動開始とした。
ハヤテとヒナギク、美希、理沙、泉の五人の思い出とは一体何があったかを知るために。
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