Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/07/19 10:29
- 名前: ハヤヒナ
- 第二部 過去の思い出
01 思い出の始まり
ハヤテ 「小さい頃はいろんな事がありましたね。」 ヒナギク 「そうね。あの頃が本当の両親に捨てられる前の一番楽しかった思い出なの。」 ハヤテ 「楽しかった思いですか?」 ヒナギク 「そうなの。ハヤテ君が引っ越して暫くしてから、性格が変わったのよ。」 ハヤテ 「僕もですよ。ヒナギクさん達と出会って引っ越していてから、急に人が変わったんですよ。」 ヒナギク 「ハヤテ君もなの?」 ハヤテ 「ええ。あの時からお金に執着するようになったんですよ。」 ヒナギク 「そうなんだ……。私の本当の両親と同じかもね。」 ハヤテ 「ヒナギクさんもですか。」 ヒナギク 「そうなのよ。」 ハヤテ 「何か似ていますね。」 ヒナギク 「似ているわね。」 ハヤテ 「そうですね。」 ヒナギク 「そうね。」 そして、ハヤテとヒナギクは、小さい頃の思い出を振り返った。
ハヤテ 「あ、ヒナちゃん。」 ヒナギク 「お待たせハヤ君。待ったかな?」 ハヤテ 「ううん、僕も今来た所だよ。それよりも美希ちゃん達は?」 ヒナギク 「用事が終えたら来るって。」 ハヤテ 「そうなんだ。」 ヒナギク 「それまで二人で遊ぼうハヤ君。」 ハヤテ 「うん。そうだねヒナちゃん。」 ヒナギク 「何して遊ぶ?」 ハヤテ 「ヒナちゃんは何して遊びたいの?」 ヒナギク 「ハヤ君が遊びたいもので良いよ。」 ハヤテ 「じゃあブランコに乗ろうか。 ヒナギク 「うん。ブランコに乗ろうハヤ君。」 ハヤテ 「そうだね。」 ヒナギク 「じゃあ乗ろうブランコに。」 ハヤテ 「待ってよヒナちゃん。」 ヒナギクはハヤテの手を引っ張って、ブランコに向かって走り出した。 そして、10分後。美希達がやって来た。
夕方。 ヒナギク 「じゃあハヤ君、明日は10時に私の家に来てね。」 ハヤテ 「うん。」 美希 「楽しみだな。水族館。」 理沙 「そうだな。」 泉 「イルカに会えるかな♪」 ヒナギク 「きっと会えるわ。ね、ハヤ君。」 ハヤテ 「そうだねヒナちゃん。」 美希 「楽しくなりそうだな。」 理沙 「楽しくなるな。」 泉 「そうだね♪」 ハヤテ 「じゃあまた明日ねヒナちゃん。」 ヒナギク 「また明日ね、ハヤ君。」 そして、ハヤテとヒナギク達はそれぞれ、家に帰っていたのであった。
|
|