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対象スレッド 件名: Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
名前: ハヤヒナ
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Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
日時: 2013/07/15 10:28
名前: ハヤヒナ

20 「これから…………」

東宮達男子全員(ハヤテとワタルは除く)は、教員によって連れて行かれた。
残ったハヤテ達は言うと……。
ハヤテ 「……………………。」
ヒナギク 「……………………。」
ナギ 「何か物凄い事になったな。」
美希 「ヒナや私達がハヤ太君と出会っていった事が信じられないんだな。」
理沙 「それだけヒナの人気があるんだな。」
泉 「そうだね♪ヒナちゃん、人気があるからね♪♪」
千桜 「そうですね。綾崎君も相当人気がありますから。」
ハヤテ 「僕ってそんなに人気があるんですか???」
美希 「自分で気づいていなかったのか?」
ハヤテ 「薄々は分かっていましたが、其処まであるとは思っていませんでしたよ。」
ナギ 「確かにな。」
愛歌 「ですが綾崎君は、野ノ原さんや氷室さんよりも人気が上なんですよ。」
ヒナギク 「それだけハヤテ君は人気があるのね。」
そして、ハヤテ達クラスの皆は教室を後にし、帰っていた。





帰り道。
美希 「で、これからどうするんだナギ君。」
ナギ 「どうするって、何を?」
美希 「ハヤ太君の事だよ。今はハヤ太君、ヒナの専属執事だろ。」
ハヤテ 「ええ。」
ヒナギク 「そうよ。」
理沙 「このままヒナの専属執事になるか、ナギ君の執事に戻るかだ。」
「「「あ!!!」」」
ハヤテ、ヒナギク、ナギは声を上げた。
ヒナギク 「そ、そうだった…わね。」
ハヤテ 「ええ。」
美希 「で、ハヤ太君はどうするんだ?」
ナギ 「そうだな。コレは私自身が決めないとな。ハヤテもヒナギクも悪くない。
    一番悪いのは、私自身だったからな……。」

ハヤテ 「お嬢様……。」
ヒナギク 「ナギ……。」
ナギ 「ハヤテやヒナギクが気にする事はない。悪いのは私なんだから。」



そして、
ナギ 「なあヒナギク、このままハヤテをお前の専属執事として、雇って欲しいんだ。」
「「え!!」」
ハヤテとヒナギクは驚いた。
伊澄 「ナギ、それでいいの?」
ナギ 「ああ。」
ワタル 「本当に良いのかナギ。」
ナギ 「いいさ。確かに正直に言えば、ハヤテに執事として戻って欲しいさ。
    だが、このままハヤテが戻ってきても、くだらない理由でまたハヤテをクビにしそうな気がするんだ。
    ハヤテが悲しむのは二度と見たくないんだ。」
ハヤテ 「それでですか?」
ナギ 「ああ。」
ヒナギク 「ナギはそれでいいの?」
ナギ 「ああ。良いさ。新しい自分になる為にも、この方がいいと思ってな。
    だからヒナギク、ハヤテを専属執事として、このまま雇ってくれないか?」
ヒナギク 「ナギがそれでいいなら。ね、ハヤテ君。」
ハヤテ 「ええ。このままヒナギクさんの専属執事になっていいんですね。」
ナギ 「ああ。」
美希 「一先ず、コレで解決だな。」
理沙 「ハヤ太君はこのまま、ヒナの専属執事として決まったし。」
泉 「そうだね。」
千桜 「コレで安心ですね。」
愛歌 「そうですね。」
そして、ヒナギクはナギに叩いた事を誤り、ナギと伊澄、ワタルもそれぞれ謝って、騒動は解決した。
ハヤテ達はそれぞれ、帰っていたのであった。