Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/07/14 10:47
- 名前: ハヤヒナ
- 19 「思い出の品と認めない男子」
愛歌 「これが会長と綾崎君の思い出の品なんですね。」 ハヤテ 「ええ。僕が引っ越していく当日に交換したんです……。」 ヒナギク 「この日記帳とイルカのキーホルダーをね。」 ナギ 「それで、どのくらい会っていたんだ?」 美希 「さっき言ったように会っていたのは夏休みなんだよ。」 理沙 「夏休み中の四週間ぐらいだったんだよ。」 泉 「たった四週間だったけど、楽しい思いでもいっぱいあるんだよ。」 ナギ 「例えばどんな思い出があるんだ。」 千桜 「話してくれませんか?」 ハヤテ 「ええ………。」 ヒナギク 「良いわよ………。」 とハヤテとヒナギクは顔を赤くし太。 美希 「思い出の一つが水族館に行ったときだな。」 ハヤテ 「ええ。あの時は……………」トリャアアァァァァアァァァァ。 と声がした瞬間、ハヤテに向かって竹刀が振り下ろされたが、余裕でハヤテを交わした。 振り下ろしたのは、東宮だった。」 ハヤテ 「何するんですか東宮君。」 ヒナギク 「ハヤテ君が怪我する所だったじゃないの!」 美希 「最低だな東宮君。」 東宮 「俺達は認めんぞ!」 男子A 「そうだ認めないぞ。」 男子B 「綾崎と桂さん(達)が会っていたなんて、誰が認めるもんか。」 ヒナギク 「何故よ。」 理沙 「証拠だってあるぞ。」 東宮 「そんなの関係あるか。兎に角、俺達は認めないぞ。」 男子全員 「そうだ!認めないぞ!!」 ワタル 「最低だぞ東宮。」 東宮 「うるせーーーーー。そんなの知った事か。綾崎ハヤテ、死ねええええぇぇぇぇ!!!!」 と東宮達男子全員は、今度は画鋲や釘などを打ち付けた鉄製の竹刀をハヤテに向かって振り下ろしたり、投げたりした………が、 炎の竜がそれらを全て飲み込んだ。 野ノ原 「綾崎君、それと皆さん、大丈夫ですか。」 ハヤテ 「野ノ原さん。ええ。お陰で助かりました。」 野ノ原 「スミマセンでした。お坊ちゃんが迷惑を掛けたみたいで。」 ヒナギク 「迷惑って……。」 野ノ原 「お坊ちゃんや男子達にはキツイ罰が必要みたいですから。」 美希 「確かにキツイ罰を与えたほうが良いな。」 ナギ 「その通りだな。」 野ノ原 「ですからお任せ下さい………………………!!?」 と野ノ原が一瞬、喋るのを止めた。そして……。 野ノ原 「悪い事したのにコソコソ逃げるなんて、そんな風に育ててはねぇぇぇんだよ!!!!!!!!!」 逃げようとした東宮達男子全員に、必殺技を叩きのめした。 そして、東宮達男子は、駆けつけた教員によって、連れて行かれたのであった。 教室に残ったのは男子はハヤテとワタルのみで、残りはヒナギク達女子となったのであった。
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