Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/07/14 09:35
- 名前: ハヤヒナ
- 18 「振り返る思い出と思い出の品」
ナギ 「ハヤテとヒナギク達が会ったのって、何歳の頃なんだ?」 ハヤテ 「確か、四歳の頃の夏休みでした。」 千桜 「どうやって出会ったんですか?」 ヒナギク 「その日は雨が降っていて、雨宿りしてる時にあったのよ。」 美希 「そして、コレがヒナや私たちの出会いだったんだ。」
五人の出会いは、雨が降っている日であった。 ハヤテ 「若しかして、君達も雨宿り?」 ヒナギク 「うん。そうだよ。」 美希 「急に雨が降ってきた来たから。」 理沙 「直ぐに止むと思うが。」 泉 「雨が止むまで此処で雨宿りしてるんだよ。」 ハヤテ 「僕と同じだね。あ、僕は綾崎ハヤテだよ。宜しくね。」 ヒナギク 「私は花岡ヒナギクよ。宜しくねハヤテ君。」 美希 「私は花微美希。」 理沙 「朝風理沙だ。」 泉 「瀬川泉だよ。」 ハヤテ 「ヒナギクちゃんに美希ちゃんに理沙ちゃんに泉ちゃんでね。僕の事はハヤテって呼んで。」 ヒナギク 「分かったわ。宜しくねハヤテ君。」 美希 「宜しくハヤ太君。」 理沙 「ハヤ太君、宜しくな。」 泉 「宜しくね〜、ハヤ太君♪」 ハヤテ 「うん。宜しくね。」 ヒナギク 「ねぇハヤテ君、友達にならない?」 ハヤテ 「え!いいの?」 ヒナギク 「いいわよ。ね、美希、理沙、泉。」 美希 「ああ。一緒に遊ぼうではないか。」 理沙 「そうとも。一緒に遊ぼうではないか。」 泉 「一緒に遊ぼう♪」 ハヤテ 「うん。ヒナギクちゃん。美希ちゃん。理沙ちゃん。泉ちゃん。」 ヒナギク 「一緒に遊ぼうねハヤテ君。」
理沙 「………………コレが出会いだったんだよ。」 泉 「ハヤ太君とのね♪」 愛歌 「雨宿りで出会うなんて、ロマンチックな出会いですね。」 ハヤテ 「ええ。」 ヒナギク 「そうね。」 美希 「その時の写真もあるぞ。」 ハヤテ 「僕、持っていませんが?」 理沙 「それはそうだろハヤ太君。」 泉 「ハヤ太君がまた引越しすると聞いたけど、写真の焼き増しが間に合わなくって渡せなかったんだよ。」 ハヤテ 「そうだったんですか。」 美希 「そして、その時の写真がコレだ。」 ナギ達に小さい頃の写真を見せた。 女子A 「手前に仲良く手を繋いでいるのが、綾崎君と桂さんね。」 女子B 「その後ろにいるのが、花微さん、朝風さん、瀬川さんね。」 ナギ 「それはそうと、ハヤテもヒナギクも何か持っているぞ。」 千桜 「確かに何か持っていますわ。」 美希 「それはハヤ太君が引っ越して行く時、ヒナとハヤ太君がお互いに交換した物だ。」 理沙 「今もヒナもハヤ太君も持っているんだろ?」 ハヤテ 「ええ。持っていますよ。」 ヒナギク 「私も持っているわ。」 ハヤテ 「コレだけは何故か捨てられなかったんです。出会っていた事が分からない前から。」 ヒナギク 「私もよ。大事な物と気がして、捨てられなかったのよ。」 と言って、ハヤテとヒナギクが取り出したのは、日記帳とイルカのキーホルダーだった。
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