Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/07/13 09:42
- 名前: ハヤヒナ
- 17 「蘇った思い出」
そして、放課後。ハヤテ達のクラスは全員、残っていた。 ナギ 「話してくれないか。」 美希 「話すさ。…その前に、何故、ハヤ太君をクビにしたんだ?」 ハヤテ 「え!?」 ヒナギク 「美希、それは関係ないでしょ。」 美希 「いや関係あるんだよ。」 理沙 「その内容がな。」 泉 「関係しているんだよ。」 ナギ 「どう言う事なんだ。」 美希 「その前に話してくれないか。」 ナギ 「それはだな、ハヤテがマリアに相談してたの聞いたんだ。」 美希 「それって、小さい頃の思い出を夢で見たからでは。」 ハヤテ 「ええ!!」 理沙 「その夢とは、小さい頃に四人の女の子と出会い友達になり、仲良く遊んだ事だろ。」 ハヤテ 「ええ!!!!」 泉 「そして、ハヤ太君は、4人のうちの一人の事が好きになったんだよね♪」 美希 「好きになった女の子は今でも好きで、会ったら告白し付き合いたいと思っている。」 ハヤテ 「ええ!!!!!!何で知っているんですか??」 美希達が知っている事に、ハヤテは驚いた。 ナギ 「何故、お前らが知っているんだ?」 美希 「知ってるさ。それにヒナがハヤ太君を好きになったのは、今じゃないからさ。」 理沙 「正確には、小さい頃からだったんだよ。」 泉 「ヒナちゃんがハヤ太君を好きだったのは。」 「「ええ!!」」 ハヤテとヒナギクは驚いた。 千桜 「それはどう言う事なんですか?」 美希 「ヒナや私達も見たんだよ。小さい頃、一人の男の子と出会った夢を。」 理沙 「その男の子と友達になり、仲良く遊んだ事を。」 愛歌 「若しかして、会長はその男のこの事が好きになったんですか?」 泉 「そうだよ。」 美希 「最初はヒナも信じなかったと思うが。」 理沙 「ハヤ太君も信じないと思うしな。」 泉 「でも、コレで思い出したんじゃないかな?ヒナちゃんもハヤ太君も。」
そして………………、
ハヤテ 「若しかして、あの時の四人の女の子ってヒナギクさん達なんですか!!??」 ヒナギク 「あの時の男の子って、ハヤテ君だったの?美希、理沙、泉!!」 美希 「やっと思い出したか。」 理沙 「なかなか思い出せなかったも分かるがな。」 泉 「そうだね♪」 ナギ 「それって、ハヤテとヒナギク達って……!?」 美希 「思ってる通りだよ。私達とヒナはな、」 理沙 「小さい頃にハヤ太君と、」 泉 「出会っていたんだよ♪♪」 「「「「「「ええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」」」」」」 ナギ達は驚いた。 ワタル 「じゃあ小さい頃に借金執事が好きになった女の子って言うのが、」 伊澄 「生徒会長さんが小さい頃に好きになった男の子って、」 美希 「その通りだよ。ヒナとハヤ太君はお互いに好きだったんだよ。」 理沙 「ハヤ太君と出会って、一番仲が良かったのがハヤ太君なんだ。 泉 「ハヤ太君も私達よりも、ヒナちゃんととても仲が良かったんだよ。」 ハヤテとヒナギクはお互いに小さい頃に出会っていた事を思い出した。 ナギ達クラスの皆は、当然の様に驚いた。 ハヤテとヒナギク、美希、理沙、泉が小さい頃に出会っていた事に。 そして、ハヤテとヒナギクがお互いに好きだった事に。 小さい頃に出会っていた思い出は、思い出したばかりであった。
そして、ハヤテとヒナギク達の過去が始まるのであった。
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