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対象スレッド 件名: Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
名前: ハヤヒナ
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Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
日時: 2013/07/12 12:11
名前: ハヤヒナ

15 「騒動の思い出し 〜中編〜」

そして、一時間目が始まった。そして、時間は過ぎていき、午前最後の授業となった。
此処で、今度行く修学旅行の班決めをする事になった。
一班五人をくじで決める事になった。その結果……………、

A班 ハヤテ、ヒナギク、美希、理沙、泉。

B班 千桜、愛歌、ナギ、伊澄、ワタル。

となった。残りも次々と決まっていた。

美希 「ヒナとハヤ太君と一緒の班か。」
理沙 「面白くなるな。」
泉 「そうだね♪」
すると、ナギの一言により、ヒナギクの怒りを買うのであった。
ナギ 「そんな嘘吐き野郎と一緒の班で何がいいんだが。」
その言葉に伊澄とワタルが怒った。
ワタル 「おいナギ、いい加減に借金執事に謝れよ!」
伊澄 「ハヤテ様に謝ったらナギ。」
ナギ 「何故、この私が謝らないといけないんだ!」
美希 「何だハヤ太君と喧嘩してるのか?」
ナギ 「してないわ!!私は悪くない!!悪いのはハヤテなんだ!!!
    この私が謝る必要……「謝りなさいって言ってるでしょ!!!!!」」
と最後まで言えず、損も変わりにヒナギクの張り裂けそうな声が響いた。
その声にクラスの皆は驚いた。ハヤテや美希達も。
ナギ 「何で大声を出すんだヒナギク。」
ヒナギク 「出すに決まってるでしょ!!」
ナギ 「だから何故だ!」
ヒナギク 「ハヤテ君が可哀想と思わないの!!」
ナギ 「何であんな大嘘吐き野郎が可哀想なんだ!!」
ヒナギク 「可哀想に決まっているでしょ。自分の勘違いなのにハヤテ君をクビにするなんて!!」
その言葉にクラスの皆は驚いた。
美希 「ハヤ太君、本当なのか?」
理沙 「ナギ君に執事をクビにされたって。」
泉 「本当なの〜?」
ハヤテ 「ええ。本当です。」
そして、ヒナギクとナギの言い争いが始まった。
ナギ 「この大嘘吐き野郎はこの私に嘘を吐いたんだ!クビにするのは当然ではないか!!」
ヒナギク 「それだけでの理由でクビにしてもいいと思ってるの!!」
ナギ 「ああ。思うに決まっているだろ!!のたれ死んでもいい大嘘吐き野郎はな!!」
そういい終えた瞬間、パシィィィィィィィィィンと乾いた音が鳴り響いた。
ヒナギク 「いい加減にしなさい!!!!」
その言葉に限度を超えたヒナギクは、ナギを叩いたのであった。怒り、憎しみ、悲しみを込めて。
それにはクラスの皆は驚いた。ハヤテも美希達も驚いたのであった。
ナギ 「何をするんだヒナギク!!」
ヒナギク 「それはこっちの台詞よ!!」
ナギ 「だから何故だ!!」
ヒナギク 「ハヤテ君が可哀想と思わないの!!」
ナギ 「思わないに決まってるだろ。」
ヒナギク 「思いなさいよ!!」
ナギ 「思うもんか。あんな野郎の事なんか!」
ヒナギク 「思いなさいって言っているでしょ!!」
ナギ 「何回言っても思うもんか。」
ヒナギクとナギの言い争いに、クラスの皆は驚くばかりであった。
ヒナギク 「思いなさいって言ってるのが分からないのナギ!」
ナギ 「何故思わないといけないんだ。其処まで怒る事あるのか!」
ヒナギク 「あるわよ!ナギに執事をクビにされ、屋敷を追い出したって言うじゃないの!!」
ナギ 「当たり前だろ!!」
ヒナギク 「当たり前ではないわ。」
ナギ 「何故だ!」
ヒナギク 「事情を知って、ハヤテ君を私の『専属執事』として雇ったからよ!!」
「「「「「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」
その言葉にクラスの皆は驚いた。美希達も。
美希 「おいハヤ太君、本当なのか?」
理沙 「ヒナの執事をしているのは。」
泉 「本当なの〜?」
ハヤテ 「ええ。クビにされた金曜日から。」
美希 「それで執事服なんだな。」
ハヤテ 「ええ。」
そして、
ナギ 「馬鹿かヒナギク。そんな大嘘吐き野郎を雇うなんて。」
東宮 「そうですよ桂さん。こんな奴を……「関係ない人は黙ってなさい!!」」
再び、ヒナギクの張り裂けそうな声が響いたのであった。