Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い |
- 日時: 2013/07/11 17:22
- 名前: ハヤヒナ
- 13 「誘い」
ハヤテ 「ねぇお母さん。」 綾崎母 「何ハヤテ?」 ハヤテ 「友達に一緒に水族館に行こうって誘われたけど、行ってもいい?」 綾崎母 「友達って、ヒナギクちゃんって女の子でしょ。」 ハヤテ 「うん。駄目かな?」 綾崎母 「いつなのハヤテ。」 ハヤテ 「今度の日曜日って。」 綾崎母 「分かったわ。行っても良いわハヤテ。その代わり迷惑掛けたら駄目よ。」 ハヤテ 「うん。」
そして、次の日。公園。 ハヤテ 「あ、ヒナちゃん。」 ヒナギク 「ねぇハヤ君、どうだった?」 ハヤテ 「行っても良いって。」 ヒナギク 「本当?」 ハヤテ 「うん。」 と言い終わった瞬間、ヒナギクはハヤテに抱き付いた。 ハヤテ 「恥ずかしいよヒナちゃん。」 ヒナギク 「ご、ご免ねハヤ君。」 ハヤテ 「う、うん…。」 ハヤテもヒナギクも顔を赤くした。 其処へ遅れてた美希、理沙、泉がやって来た。 美希 「お、ハヤ太君も来てたか。」 理沙 「元気そうだな。」 泉 「やっほーー♪」 ハヤテ 「美希ちゃんに理沙ちゃんに泉ちゃん。」 ヒナギク 「皆揃った事だし、遊びましょ。」 ハヤテとヒナギク達は、仲良く一緒に遊び始めた。 美希 「所でヒナ、ハヤ太君も一緒に水族館に行くのか?」 ヒナギク 「行くよ。ね、ハヤ君。」 ハヤテ 「うん。ヒナちゃん。」 理沙 「ヒナ、今ハヤ太君の事をハヤ君って呼んでなかったか?」 ヒナギク 「呼んだよ。」 泉 「若しかしてヒナちゃん、ハヤ太君の事が好きになったの?」 ヒナギク 「うん……。」 顔を赤く染めて答えるヒナギク。 美希 「ハヤ太君も若しかして、ヒナの事が好きになったのか…?」 ハヤテ 「…うん。」 同じく顔を赤く染めるハヤテであった。 顔を真っ赤にしているハヤテとヒナギクを見て、クスクスと笑う美希達であった。 ヒナギク 「今日は何して遊ぶ?」 泉 「かくれんぼや鬼ごっこはどうかな。」 美希 「良いな。それにするか。」 理沙 「ハヤ太君もそれで良いか?」 ハヤテ 「うん。」 ヒナギク 「それで決まりね。」 ハヤテとヒナギク達は、かくれんぼや鬼ごっこで遊ぶ事にした。
そして、現在。 ヒナギクの専属執事となって、三日目の朝を迎えた。 ハヤテ 「今日から本格的にヒナギクさんの執事として、頑張らないと。」 部屋を出たハヤテは、ヒナギクを起こした。 そして、ハヤテとヒナギクは朝食をたべ、白皇学院に向かった。 この後起こる波乱(ヒナギクとナギによって。)が待っている事も知らずに。
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