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対象スレッド 件名: Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
名前: ハヤヒナ
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Re: 『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い
日時: 2013/07/11 09:03
名前: ハヤヒナ

11 「悩みある日曜日」

日曜日。ハヤテとヒナギクは、昨日買った荷物を整理していた。
ヒナママは急な仕事が入った為、ハヤテとヒナギクは二人きりであった。
ヒナギク 「もう少し整理したら、コーヒーでも淹れて飲みましょハヤテ君。」
ハヤテ 「そうですねヒナギクさん。」
ヒナギク 「それはそうと、一つ聞いても良いかな?」
ハヤテ 「良いですよ。」

そして、一先ず整理が終わり、ハヤテとヒナギクはコーヒーを飲み始めた。
ヒナギク 「ハヤテ君、時々悩んでいるみたいだったけど、何か悩みでもあるの。」
ハヤテ 「確かにあるとは言ったらありますが…………。」
ヒナギク 「悩みあるんだったら相談に乗るわよ。」
ハヤテ 「悩みと言っても、夢なんですよ。」
ヒナギク 「夢!?」
ハヤテ 「ええ。最近見るんですよ。名前は覚えていませんが、四人の女の子と会ったんですよ。」
ヒナギク 「それで?」
ハヤテ 「それではですね、四人の女の子と友達になり、仲良く遊んだんですよ。」
ヒナギク 「じゃあ悩んでいったのって……。」
ハヤテ 「その女の子が誰だったか思い出せないんですよ。」
ヒナギク 「そうなんだ………!?」
ハヤテ 「でも唯一だけ覚えている事があるんです。」
ヒナギク 「それって、そのうちの一人の女の子の事が気になるんでよ。………ってどうかしましたかヒナギクさん。」
ヒナギク 「……実は私や美希達もハヤテ君と似た夢を見たの。」
ハヤテ 「似た夢ですか?」
ヒナギク 「小さい頃に一人の男の子と出会い友達になり、仲良く遊んだ事があったのよ。」
ハヤテ 「それを夢で見るんですか?」
ヒナギク 「その男の子は誰だったか思い出せないけど、私はその男の子が気になってるの。」
ハヤテ 「そうだったんですか。」
ヒナギク 「ねぇハヤテ君、ハヤテ君と私達が見た夢って似てない?」
ハヤテ 「言われて見ればそうですね。」
ヒナギク 「似ているでしょ。」
ハヤテ 「ええ。」
ヒナギク 「似てるわね。」
と話し終えた時、ハヤテとヒナギクは思った。

ハヤテ (若しかして、四人の女の子ってヒナギクさん達じゃ……!!?)

ヒナギク (美希達の言うように、あの男の子ってハヤテ君……!!?)

とハヤテとヒナギクは思った。





その頃、美希、理沙、泉の三人は集まって話していた。
美希 「百%、ハヤ太君に間違いないって分かったが…。」
理沙 「ヒナは未だに信じないな…。」
泉 「そうだよね…。」
美希 「あの男の子がハヤ太君って事は信じられないだろうしな。」
理沙 「ハヤ太くんも小さい頃に我々と会っていたとは信じないと思うがな。」
泉 「そうだね。あの時のヒナちゃんやハヤ太君は物凄く、仲が良かったね。」





そして、次の日、月曜日。白皇学院でショッキングな出来事が起こるのであった。