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対象スレッド 件名: Re: 疾風に舞う雛菊
名前: ハヤヒナ
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Re: 疾風に舞う雛菊
日時: 2013/07/02 09:55
名前: ハヤヒナ

最終回の予定でしたが、先に特別編をやってから最終回をします。




特別編3 虹に掛かったその思い



ハヤテとヒナギクが付き合う半年前の5がつ月の事である。

ヒナギク 「ハヤテ君、遅れて御免ね。」

ハヤテ 「いいですよ別に。僕も丁度今、来たばかりですから。」

ヒナギク 「それじゃあ、バイトを始めましょ。」

この言葉どおり、ハヤテとヒナギクはバイトをしていたのであった。

バイトを始めて数分後。拭き掃除をしていたら、ハヤテとヒナギクは手が触れてしまった。

「「!!!!!!!!!!」」

手が触れてしまった事により、ハヤテとヒナギクは顔を真っ赤にした。

ハヤテとヒナギクは慌てて、直ぐに手を離した。







ハヤテはその瞬間、ある事を思った。

ハヤテ (ヒナギクさんと一緒にいるとドキドキするな。何故なんだ。

     特に二人きりの場合だと…………。

     初めて会った時に言ってくれたあの言葉が気になるんだよな。)

その言葉とは、

『少しぐらいワガママ言わないと、幸せ掴み損ねるわよ。』

である。







ヒナギクも同じ事を思っていた。

ヒナギク (ハヤテ君と一緒にいるとドキドキするわ。何故かしら。

      特に二人きりでいると…………。

      初めて会った時に言ってくれたあの言葉が気になるのよ。)

その言葉とは、

『言ってくれば、助けに行きますよ。』

である。






『少しぐらいワガママ言わないと、幸せ掴み損ねるわよ。』と『言ってくれば、助けに行きますよ。』

この言葉がお互いに気になっている事を、お互いに知らない。

ハヤテ 「休憩してコーヒーでも飲みましょうか。」

ヒナギク 「そうね。コーヒーを飲みましょ。」

ハヤテとヒナギクはコーヒーを飲み始めた。

降っていた雨も上がり、空には虹が太陽光に照らされて輝いていた。