Re: 疾風に舞う雛菊 |
- 日時: 2013/06/30 08:39
- 名前: ハヤヒナ
- 39話 コンサート
クリスマスイブ、ハヤテとヒナギクは遊園地にデートしに来ていた。
此処で開かれるコンサートに当選したが、それは知り合いである人のコンサートであった。
『水蓮寺ルカ』のコンサートであった。
ハヤテ 「僕達に気づきませんよね…………ルカさん。」
ヒナギク 「分からないわ。でも気づくんじゃないかしら……?」
ハヤテ 「そうかもしれませんね。一番真ん前ですから。」
ヒナギク 「そうよね。…………変装でもする?」
ハヤテ 「変装と言っても、帽子や手袋、マフラーしかありませんから、逆に目立つと思いますよ。」
ヒナギク 「………それもそうよね。」
ハヤテ 「ええ。」
そんなこんなでコンサートが始まった。
ルカ 「皆、私の歌、聞いてね!」
水蓮寺ルカがステージに現れた瞬間、会場は最高潮に盛り上がった。
ハヤテ 「ルカさんの人気って、改めて思うと凄いですね。」
ヒナギク 「そうね。さすがアイドルって事はあるわね。」
と話していた。
ルカが歌っていると、客席に見覚えのある二人が目の前にいた。
綾崎ハヤテと桂ヒナギクであった。
ルカ (あれはハヤテとひなぎくじゃない。コンサートが終わったら話を聞こうと。)
と心の中で呟き、歌い続けていた。
その頃、理沙と宗谷は水族館に、泉と東宮は商店街でデートをしていた。
三千院家ではクリスマスパーティーが続いていた。
ナギと歩の二人による漫才や一樹の一発芸、千桜とワタルのカラオケなど会場は盛り上がっていた。
美希 「コレはコレで面白いが、理沙と泉も気になるな。」
愛歌 「そうですね。」
と美希と愛歌はパーティーを楽しんでいた。
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