Re: 疾風に舞う雛菊 |
- 日時: 2013/06/29 09:04
- 名前: ハヤヒナ
- 35話 悩める想い
季節は12月。今年も後1ヶ月で終わる。
ハヤテ、ヒナギク、歩はバイトしていた。
歩 「ねぇハヤテ君、宗谷君の様子がおかしいけど何かあったか知ってるかな」
ハヤテ 「宗谷君が?」
ヒナギク 「何かって?」
歩 「そうですね。まるで恋に悩んでいる見たいかな……。」
「「…………………………………。」」
ハヤテとヒナギクは固まった。
歩 「ハヤテ君にヒナさん、何か知っているのかな?」
ヒナギク 「知っている事は知っているけど、」
ハヤテ 「内緒にするように口止めされてますから。」
宗谷が理沙に告白した事は、ハヤテとヒナギクしか知らない。
その頃、ハヤテとヒナギクにハルの正体がバレてしまった千桜は。
千桜 「ヒナと綾崎君にばれてしまうとは……」
愛歌 「いっその事、皆にもバラしたら千桜さん。」
咲夜 「それ良いな。そうしたらどうやハルさん。」
千桜 「良くないですよ愛歌さん。咲夜さん。」
愛歌 「冗談ですよ。」
咲夜 「そうや。冗談やでハルさん。」
千桜 「(ハアァァァーーー)」
と、ため息をついた千桜(ハル)であった。
美希 「理沙、誰かに恋してるな。」
理沙 「な、なな、何で分かるんだ美希。」
美希 「分かるに決まってるさ。ヒナがハヤ太君を好きになった時と同じだからな。」
理沙 「………美希の言うとおりだ。告白されて返事をどうするか迷っているんだ。」
美希 「誰にだ?」
理沙 「ハヤ太君の前の学校のクラスメートの南野宗谷君からだ。」
美希 「ほう。それで理沙。返事はどうするんだ。」
理沙 「今、考えているんだ。」
と美希にばれてしまった理沙であった。
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