Re: 疾風に舞う雛菊 |
- 日時: 2013/06/27 10:56
- 名前: ハヤヒナ
- 32話 もう1つの恋
ハヤテの誕生日から1週間以上がたった土曜日。ハヤテとヒナギクは喫茶どんぐりでバイトをしていた。
ヒナギク 「暇ねハヤテ君。」
ハヤテ 「そうですねヒナギクさん。」
ヒナギク 「それにしても、私とハヤテ君が付き合って1週間以上が経ったわね。」
ハヤテ 「ええ。見んなの前でいきなりの告白で恥ずかしかったですが、嬉しいですよヒナギクさん。」
ヒナギク 「私もよハヤテ君。」 ハヤテとヒナギクがカップルになって1週間以上が経った。
他のクラスや学年の生徒(特に男子)は驚いたが、ハヤテとヒナギクのカップルを認めたのであった。
バイト始めて10分後。お客がやって来た。
宗谷 「ハヤテに桂さん、此処でバイトをしてたのか。」
ハヤテ 「ええ。」
ヒナギク 「そうよ。」
ハヤテの前の学校のクラスメートの南野宗谷であった。
宗谷 「コーヒーを1つ頼む。」
ハヤテ 「コーヒーですね。」
ヒナギク 「今淹れるから、少々お待ち下さい。」
数分後。宗谷にコーヒーを差し出した。
宗谷 「そうだ。ハヤテと桂さんの友達にいたよな。三人組の女の子が。」
ハヤテ 「花微さんと朝風さんと瀬川さんですね。」
ヒナギク 「それがどうかしたの。」
宗谷 「実は…………」
とそこへ、理沙がやって来た。
理沙 「ヒナにハヤ太君、コーヒーを頼む。」
ハヤテ 「コーヒーですね。」
ヒナギク 「それよりも美希と泉はどうしたの?」
理沙 「美希は用事があって、泉は東宮君の返事はまだだが、一緒にいるぞ。」
と話し終えた所で、宗谷が話し掛けてきた。
宗谷 「朝風さん!」
理沙 「おっ南野君じゃないか。一体どうしたんだ?」
宗谷 「俺は貴女に一目惚れしました。俺と付き合って下さい!!」
理沙 「えっ!?」
「「!!!!!!!!!!」」
ハヤテとヒナギクは驚いた。
宗谷 「へ、返事は今じゃなくて良いから、なるべく早く頼む。」
理沙 「ああ………。」
宗谷 「お代、此処に置いとくから。」
と宗谷は、喫茶どんぐりを後にした。
理沙はポカーンと固まり、ハヤテとヒナギクは驚いていた。
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