Re: 疾風に舞う雛菊 |
- 日時: 2013/06/17 10:45
- 名前: ハヤヒナ
- 21話 想いを告げるまで………
文化祭が始まり、午後となった。
ハヤテはお手洗いへ言ってる間、ナギや美希達はヒナギクと打ち合わせをしていた。
ナギ 「いいかヒナギク。ハヤテを呼ぶのはお前に任せるからな。」
ヒナギク 「いいけど何で私なの?」
美希 「それはだなヒナ。劇でのパートナーだからだよ。」
ヒナギク 「それだけの理由なの?」
理沙 「我々だとばれる可能性があるからな。」
泉 「内緒でハヤ太君の誕生日パーティーを開くんだから♪」
千桜 「サプライズの意味がなくなりますし。」
愛歌 「そうですよ会長。」
ヒナギク 「分かったわ。ハヤテ君を呼ぶのは任せて。」
とハヤテの誕生日パーティーについて話し合っていた。
ハヤテが戻って来て、明日の劇の発表に向けて、練習をするのであった。
そして、放課後。文化祭1日目が終わった。
明日はいよいよ劇の発表=ハヤテの誕生日である。
その日の夜。桂家。ヒナギクの部屋。
ヒナギク 「出来たわ。これで完璧ね。後は明日が来るのを待つだけ。
ハヤテ君に明日、私のこの想いを伝えるだけなんだから。
頑張るのよ桂ヒナギク。綾崎ハヤテ君に勇気を出して告白するんだから。」
ヒナギクの手には1ヶ月掛けて作った手編みの帽子とマフラーと手袋が袋に入った状態で握り締められていた。
ヒナギク 「(でもその前に劇の中で、私は告白される……のよね。ハヤテ君に・・・・・・。)」
そう考えた瞬間、ヒナギクは顔を赤くした。
そして、文化祭2日目。ハヤテ達のクラスの劇の発表=ハヤテの誕生日を迎えたのであった。
ヒナギクも知らないハヤテの誕生日パーティーのサプライズも少しづつ進行していた。
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