Re: 疾風に舞う雛菊 |
- 日時: 2013/06/16 10:33
- 名前: ハヤヒナ
- 20話 本当の真実
ナギがHIKIKOMORI(休んだ)のには理由があった。
ナギ 「なあマリア、話したいことがあるんだが?」
マリア 「話したいことですかナギ?………若しかして、その為に休んだのですか。」
ナギ 「ああ。聞きたいことは、あの日のクリスマスの事についてだ・」
マリア 「(もう話すしかありませんね。)いいですよナギ。」
ナギ 「覚悟は出来てるから頼む。」
マリア 「実はですね…………。」
その頃、白皇学院。ハヤテ達は劇の練習をしていた。
ハヤテとヒナギクが二人で練習をしている中、美希達は打ち合わせをしていた。
劇が終わって文化祭が終わった後、教室でハヤテの誕生日パーティーを開く事に。
美希 「これで完璧だな。」
女子B 「綾崎君も桂さんの事が好きなのは間違いないんだね。」
理沙 「ああ。主であるナギ君も気付いているはずだ。」
男子A 「桂さんが綾崎の事を好きな事は、俺も前から薄々分かっていたしな。」
東宮 「俺もな。」
泉 「ハヤ太君、びっくりするね♪」
千桜 「そうですね。後は綾崎君に気付かれずにしないといけませんね。」
愛歌 「会長が足止めしてくれているから大丈夫ですよ。」
ワタル 「今日休んでいるナギにも言っておかないといけないとな。」
伊澄 「そうね。」
と相談をしていた。
マリア 「………………と言う訳です。」
あの日の出来事をナギに説明した。
ナギ 「やはりな。それにハヤテが誰が好きなのか分かっているしな。」
マリア 「ナギ、分かっていたんですか。」
ナギ 「ああ。そして、その女もハヤテのことが好きなことにもな。マリアは分かっていたんだろ?」
マリア 「ええ。」
ナギ 「だからクラスの皆と劇が終わったら、ハヤテの誕生日パーティーを開くって決めてるしな。」
マリア 「そうだったんですかナギ。」
ナギ 「ああ。と言う訳でマリア、咲夜と一応、ハムスターにも連絡を頼むぞ。」
そして、文化祭当日を迎えるのであった。
今日は文化祭当日。
但し、ハヤテ達のクラスの劇の発表は明日である。そう、ハヤテの誕生日の日でもあるのだ。
ハヤテ 「いよいよ明日ですね。劇の発表は。」
ヒナギク 「そうね。上手く行くといいわね。」
美希 「そうだね。上手く行くといいな。」
理沙 「あれだけ練習したんだ。明日の本番は上手く行くさ。」
泉 「そうだよ。ヒナちゃんにハヤ太君。」
とハヤテはヒナギク達ともに、学院内を見回っていた。
その頃。
千桜 「いよいよ明日ですね。」
愛歌 「ですが会長にとっては、劇が終わった後が本番ですね。。」
ナギ 「ああ。この事はヒナギクにも内緒だがな。」
と三人は呟いた。
ヒナギクはハヤテの誕生日パーティーは知っているが、その後の事は知らないのであった。
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