Re: 疾風に舞う雛菊 |
- 日時: 2013/06/13 17:40
- 名前: ハヤヒナ
- 18話 本番への想い
劇の発表まで一週間となった。その日はハヤテの誕生日でもあった。
その日にヒナギクは決心したのであった。ハヤテに告白すると。
千桜 「いよいよ来週ですね。劇の発表まで。」
愛歌 「でも会長にとっては、本番であっても本番ではないですから。」
泉 「そうだね♪」
理沙 「ヒナにとっての本番は劇ではなく、その後だからな。」
美希 「ヒナにとっての本番はハヤ太君の誕生日だからな。」
愛歌 「上手く行くといいですね。」
美希達は知っていたのだった。ヒナギクがハヤテの誕生日の時に『好き』と告白する事に。
1ヶ月前、ヒナギクはトイレの中で言った小言を愛歌が聞いたのであった。
それを美希、理沙、泉、千桜に言ったのであった。
美希達3人は「いよいよ」かと、千桜は「まだ言ってなかったんですか」と呟いたのであった。
愛歌はクスクスッとヒナギクを見ながら笑うのであった。
そんな中、練習をするハヤテとヒナギクは女子達は気づいたのであった。
女子A 「綾崎君と練習する桂さん、いつもと感じが違わない?」
女子B 「社会科見学の時もおかしかったわ。」
女子C 「バスの席の隣が綾崎君と分かった時、喜んでいたわ。」
女子A 「私もそれは見たわ。」
女子D 「劇の配役で綾崎君が王子様役と決まった時も喜んでたわ。」
女子E 「桂さんは綾崎君の事が好きなのね。」
女子C 「そうに違いないわ。私達もそうだけど、綾崎君って優しいしカッコいいしね。」
女子B 「桂さんの恋を応援してあげましょ。」
女子F 「そうね。応援してあげましょ。」
すると、
美希 「その通りだよ。」
美希達がやって来た。
女子A 「花微さん達は知っていたの?」
女子D 「桂さんが綾崎君の事が好きな事を。」
理沙 「知ってたさ。」
女子G 「じゃあ桂さん、綾崎君に告白するのかしら。」
泉 「するんだよ。ハヤ太君の誕生日にね。」
女子E 「綾崎君っていつが誕生日なの?」
千桜 「来週です。」
女子B 「来週って、劇の……。」
愛歌 「そうですよ。劇の発表と綾崎君の誕生日が同じなんですよ。」
女子C 「じゃあその日に桂さんは綾崎君に告白をするのね。」
美希 「劇が終わって、ハヤ太君の誕生日パーティーに名。」
と他の女子達も美希達同様に、ハヤテに誕生日プレゼントを挙げると決めたのであった。
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