Re: 疾風に舞う雛菊 |
- 日時: 2013/06/05 15:43
- 名前: ハヤヒナ
- 1話 帰り道
ハヤテ 「ヒナギクさんじゃないですか。」
ヒナギク 「ハ、ハハ、ハヤテ君!!」
買い物の途中、ヒナギクはハヤテと出会った。
ヒナギク 「ハヤテ君も買い物なの?」
ハヤテ 「ええ。夕飯の買い出しに。ヒナギクさんもですか。」
ヒナギク 「そ、そうよ。」
ハヤテ 「そうなんですか。」
ヒナギク 「じゃあねハヤテ君。」
ハヤテ 「ええ。ヒナギクさん。」
ハヤテとヒナギクは、それぞれ買い物をした。
そして、30分後。ハヤテはヒナギクは同時にスーパーを出たのであった。
ハヤテ 「ヒナギクさんも終わったんですか買い物。」
ヒナギク 「ハヤテ君もなの?」
ハヤテ 「ええ。そうだヒナギクさん。」
ヒナギク 「何かなハヤテ君。」
ハヤテ 「良かったらら家までお送りしましょうか?」
ヒナギク 「え!良いのハヤテ君。」
ハヤテ 「ええ。」
ヒナギク 「(ここは素直に……。)じゃあお願いしようかな。」
ハヤテ 「任せて下さいヒナギクさん。」
ヒナギク 「じゃあお願いね。」
ハヤテはヒナギクを家まで送ることにした。
その帰り道。
ハヤテ 「そうだヒナギクさん。」
ヒナギク 「何ハヤテ君。」
ハヤテ 「今度、勉強を教えて欲しいんですが良いでしょうか?」
ヒナギク 「べ、勉強を!?」
ハヤテ 「駄目でしょうか?」
ヒナギク 「だ、駄目ではないわ。勿論良いに決まってるわ。」
ハヤテ 「有難う御座いますヒナギクさん。」
ヒナギク 「所でどこにする?」
ハヤテ 「そうですね。お屋敷や学校は不味いですし………。」
ヒナギク 「そうよね………。ハヤテ君はいつがいいの?」
ハヤテ 「そうですね。今度の土日ですね。」
ヒナギク 「土日?」
ハヤテ 「お嬢様もマリアさんも海外の方へ行くといって留守番をしますので。」
ヒナギク 「だったら泊り込みで勉強を教えてあげるわ。私も土日は暇なの。 御母さんが出張でいないから、一人になるのよ。」
ハヤテ 「じゃあ土日に勉強を見てくれますか。」
ヒナギク 「勿論よ。」
ハヤテ 「その日はお願いしますねヒナギクさん。」
ヒナギク 「うん。分かったわハヤテ君。」
そうこうしている内にヒナギクの家に着いた。
ハヤテ 「着きましたよヒナギクさん。」
ヒナギク 「送ってくれて有難うねハヤテ君。」
ハヤテ 「じゃあヒナギクさん。また明日、学校で。」
ヒナギク 「学校でねハヤテ君。」
ハヤテと分かれたヒナギクは、顔を真っ赤にしながらも嬉しそうに家の中に入っていたのであった。
そして、ヒナギクが家の中に入るのを見届けたのを確認し、ハヤテはお屋敷へ帰っていたのであった。
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