Re: 疾風に舞う雛菊 |
- 日時: 2013/06/12 08:47
- 名前: ハヤヒナ
- 16話 ヒナギクとマリア
ヒナギクが買い物をしていると、マリアと出会った。
マリア 「ヒナギクさん。お買い物ですか。」
ヒナギク 「ええ。そうですマリアさん。」
マリア 「ヒナギクさん。今度の劇でヒナギクさんは王女様の役をやると聞きましたよ。」
ヒナギク 「はい。私、嬉しくて。」
マリア 「嬉しいのは王子様役がハヤテ君って事もあるんですよね。」
ヒナギク 「え…………。」
マリア 「ヒナギクさんはハヤテ君の事が好きなんですね。」
ヒナギク 「ど、どど、どうして分かったんですかマリアさん。私がハヤテ君の事を好きな事が。」
マリア 「ハヤテ君を見るヒナギクさんの様子がおかしかったからですよ。」
ヒナギク 「そうなんですか。」
マリア 「下田に行く電車の中で言ったのがハヤテ君なんですね。」
ヒナギク 「はい。」
マリア 「それでは友達と言うのが西沢さんなんですね。」
ヒナギク 「そうですマリアさん。ハヤテ君の前の学校のクラスメートの歩なんです。」
マリア 「そうでしたか。それでヒナギクさんは、ハヤテ君に告白しないんですか。」
ヒナギク 「します。来月のハヤテ君の誕生日に。」
マリア 「そうですか。頑張ってくださいねヒナギクさん。応援してますよ。」
ヒナギク 「はい。」
次の日。劇の練習を終え、倍ハヤテとヒナギクはバイトをしていた。
ハヤテ 「何か疲れた感じですよ。」
ヒナギク 「でもハヤテ君、上手になっているわよ。」
ハヤテ 「そうですかヒナギクさん。」
ヒナギク 「そうよ。だから劇、頑張ろうねハヤテ君。」
ハヤテ 「そうですねヒナギクさん。」
そして、劇の練習が続き、11月となった。
劇の発表、そしてmハヤテの誕生日まで後十日となったのであった。
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