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対象スレッド 件名: Re: 疾風に舞う雛菊
名前: ハヤヒナ
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Re: 疾風に舞う雛菊
日時: 2013/06/11 16:43
名前: ハヤヒナ

15話 満足なヒナギク

その日の夜。三千院家。

ナギは未だに不機嫌であった。

マリア 「またナギが機嫌が悪いみたいですが、ハヤテ君何か知ってますか。」

ハヤテ 「ええ……。今日、文化祭でやる劇が決まったんですよ。それが原因と思います。」

マリア 「そう言えば来月でしたね。何の劇なんですか。」

ハヤテ 「王子様と王女様の劇をやる事になったんですよ。」

マリア 「ハヤテ君は何の役をやるんですか?」

ハヤテ 「主役の王子様役です。」

マリア 「じゃあ王女様役は誰なんですか?」

ハヤテ 「ヒナギクさんです。」

マリア 「成程………。それでナギは不機嫌なんですか。」

ハヤテ 「ええ。」

ナギの不機嫌な理由が分かったマリアだったが………。

マリア (若しかしてヒナギクさん。ハヤテ君の事が好きなのでは……。

     今度、聞いてみることにしますか。)

とマリアは、ヒナギクがハヤテの事が好きな事に気づいたのであった。




一方、此方は桂家。ヒナギクの部屋。

ヒナギク 「(ラッキーだわ♪ハヤテ君が王子様役で私が王女様役なんて。

       劇ではハッピーエンドだけど、告白もハッピーエンドにしたいな♪

       告白が上手く行く為にもプレゼントは大事よね。劇の練習もあるから、

       今から作らないとね。そして、見事にハヤテ君のハートをGETするわ。)」

と劇の練習の疲れも見せずに、ハヤテの誕生日プレゼントを作り始めたのであった。





次の日も劇の練習はあったが、ハヤテは男子達からの殺気を帯びた視線を浴びながら、練習をするのであった。





美希 「そう言えば文化祭で劇の発表がある日と同時にハヤ太君の誕生日でもあったな。」

理沙 「そうだったな。と言う事はヒナはハヤ太君に告白でもするのか?」

泉 「ヒナちゃん、ハヤ太君にどんなプレゼントするか楽しみだね♪」

千桜 「そうですね。」

愛歌 「会長にとって劇は練習で、綾崎君の誕生日が本番ですね。」

とハヤテとヒナギクが練習をするのを見ながら言う美希達であった。