Re: 疾風に舞う雛菊 |
- 日時: 2013/06/11 10:36
- 名前: ハヤヒナ
- 14話 幸運の劇の配役
ハヤテの誕生日まで一ヶ月とちょっとになった十月。その日の夜。桂家。
ヒナギク 「いよいよ来月の11日はハヤテ君の誕生日だわ。
誕生日にハヤテ君に告白するって決めたんだから。
プレゼントも今作っているし、勇気を出さないとね。」
ヒナギクはハヤテの誕生日プレゼントを作っていたのであった。
翌日。白皇学院。
雪路 「来月ある文化祭で三年は劇をする事になったわ。というわけでヒナ、後は頼んだわ。」
ヒナ 「ちょっとお姉ちゃん、真面目に…………、」
ヒナギクが言い終わる前に、雪路はいなくなった。
ヒナギク 「しょうがないからやる劇と配役を決めるわよ。」
話し合った結果、王子様と王女様の劇をする事になった。
美希 「劇が決まった所で配役を決めるとしよう。」
王女様役は当然のように、ヒナギクと決まった。
理沙 「次は王子役だな。」
その途端、男子全員(ワタルを除く)が手を上げた。ハヤテは美希達により強制的に……。
それにより、王子様役はオーディションによる投票で決めることになった。
ヒナギク (ハヤテ君が王子様役になったらいいな♪)
とヒナギクは、ハヤテが王子様役である事を願うのであった。
そして、オーディションをやったが、ハヤテ以外の男子は演技下手だった。
ハヤテの演技は言うとプロ並みの演技力でヒナギク達女子はウットリするのであった。
それにより、王子様役はハヤテと決まった。
ヒナギク (やったわ。ハヤテ君が王子様だわ。)
ハヤテが王子様役に決まった事により、ヒナギクは喜んだ。
しかし、男子全員とナギは、
ナギ&男子一同 ((((((((ハヤテ)綾崎〜〜〜〜〜〜〜)))))))
とハヤテを睨んだ。
ハヤテ (何か殺気が…………)
と感じるハヤテであった。
その他の役も決まっていたのであった。
しかし、相変わらずナギと男子一同はハヤテが王子様役である事に不満顔であった。
美希 「(ヒナったら、嬉しそうだな。)」
理沙 「(ハヤ太君が王子様役に決まったことが嬉しいんだな。)」
泉 「(そうだね…。)」
愛歌 「(これは面白い劇になりそうですね千桜さん。)」
千桜 「(そうですね)」
ハヤテが王子様、ヒナギクが女王様となった劇の練習が始まったのであった。
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