Re: Hello boy (一話完結、他2本) |
- 日時: 2013/06/02 19:22
- 名前: 餅ぬ。
- こんにちは、餅ぬ。です。
黒短編集、白短編集、お懐かしい……! 当時どハマりして読みふけっていた頃を思い出しました(笑
S●NYさんの短編は言葉の一つ一つの鋭さが半端なくて大好きです。 特に『天使に名を告げてはならない』は、拝読した当初良い意味で酷く衝撃を受けたことを覚えています。 考察などはあまり得意ではないのでいつも何度か読み返して作品の雰囲気を楽しむような読み方をしているのですが、その雰囲気がもうチクチクと鋭くて……。
>―――逃げ出したのに、戻された。
この一文が、ずっと頭にこびりついて離れません。 人間の内面を抉る小説というのはこういうものを言うんだろうなあと、拝読当初を思い出しながら改めて感嘆しました。
『言葉を番う、その前に』も、何というか、言葉に表すのはすごく難しいのですが、深い愛情と文章の鋭さが相まってすごく熱いお話だと感じました。 詩的な短い文章で語られる心理描写、絶対真似できないとわかっていながら憧れてしまいます。 そして終盤がホントに堪らないです。熱い、なんだかもう熱くて素敵です。
『Hello boy』はもうマリアさんマジ聖母の一言です。マリアさんに優しくされたい。 実はハヤテの成長を誰よりも知っていて分かっていて見守っているマリアさん、ホントに聖母です。優しいマリアさんのお話は、すごくほっこりします。 昨日の茶会でこの作品を読めた時、とても幸せな気持ちになれました。
それでは、長々と失礼しました!
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