先日チャットで話してたら、「ここに小説を投稿するとクソミソに叩かれそうで怖い」というイメージがあると教えてもらった。これだけ参加者の少ない投稿場所で、管理人たる私に向かってそう言うということは……クソミソに叩いてる張本人は私こと双剣士なんだろうな。
その気持ちは良く分かっている……と思う。誰だって作品を褒められれば嬉しいし批判されれば悲しくて悔しい。自信作であればなおのことだ。
私のほうは欠点と同数以上の美点を最初に挙げるよう心がけてるつもりだし、そもそも現在の批評姿勢は「作品の良いところを褒めて悪いところはスルーする、そういう趣旨の投稿所や掲示板は既に大手がやっている」との認識から、普段は言いづらいことを意図的にしゃべってるようなところがある。本当の私は批評どころか人に声をかけるのすら苦手な、子ウサギのようなグラスハートの持ち主なのだ。
……とかいって自己弁護したところで仕方ない。この批評サロンが読者の投稿によって成り立つサイトである以上、投稿者の目にどう映るかが最重要に違いないんだから。
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唐突だが私が小学生のときに読んだ夏目漱石
「坊ちゃん」の一節をここで引用する。ある意味、私の人生観を決定付けた一言である。
おれなんぞは、いくら、いたずらをしたって潔白なものだ。嘘を吐いて罰を逃げるくらいなら、始めからいたずらなんかやるものか。いたずらと罰はつきもんだ。罰があるからいたずらも心持ちよく出来る。いたずらだけで罰はご免蒙るなんて下劣な根性がどこの国に流行ると思ってるんだ。
某コミックの主人公の場合は「真面目にやったら報われる」だったけど、私の少年期の座右の銘はこれだった。罰が怖かったら悪いことはするな、でも後で罰が待ってると分かってても後悔しないだけの覚悟とメリットがあるなら堂々とやれ……たかが流行小説の一節にしがみつくのもあれだけど子供ながらにそう理解したものだ。
私が批評チャット会で管理人という特権を振りかざさず、同格の投稿者として参加して批評の言葉を相手に直接投げかけてるのは、子供の頃に培ったこのプライドに根ざしてるところが多分にある。相手にとって嬉しくない振舞いをするからには、せめて当人の目の前で堂々とやる。反論や反撃も結構。「偉そうに言ってるおまえ自身はどうなんだ」と言われてもいいように、同条件で取り組んだ自分の小説に対する批評時間も同じだけ設けている。あのチャット会では上手に反論できないという人のために、SS掲示板に感想レスをつけることだって認めている。
悪党にだって悪党なりのプライドがあるのだ。
……ただ、さっきも書いたとおり自分なりの理論武装ができてたって他者から怖がられてたのでは仕方ない。どうやら私が相手にしてるのは江戸っ子先生でもなければ狡猾な中学生でもなく、悪党の仮面をかぶることすら遠慮するようなナイーブな書き手さんたちのようだから。
こんなことをつらつら考えてて、まだ結論が出ていない。今の気分を夏目漱石
「草枕」の冒頭部から引用して結びとしよう。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
(中略)
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、くつろげて、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
10日ほど前の記事になるが、来客呼び込みのため日記を休んでいた頃に見つけた記事を見て一考。
アクセス数がほしければ媚びて自演するしかない。 どうやら大手サイトや忙しい読者の目に留まるためにはRSSフィードの配信が必要というか、そうでなければ問題外ということらしい。兄貴分サイト『支天輪の彼方で』は
既にRSS対応を済ませているわけだが、批評サロンのほうは一切配信していなかった。そうか、対応させなきゃ……と思ったところで先週はストップしていた。サイト改造にのめりこんで宣伝をおろそかにしてはいけないと思ったので。
日記再開して1週間経って、そろそろ真面目にRSS対応を考えてみたいと思う。ちなみに元記事ではRSS作成のために『らいぶどあデパート』に移転しているわけだが、私の場合は自力でスクリプトを改造してRSS対応させられるので移転は必要ない。
第1Gr.
SS掲示板の投稿小説
SS掲示板の批評チャット会ログ
お薦め物語投票所の新着記事
第2Gr.
トップの更新履歴
リンク集の新着サイト案内
第3Gr.
日記
第1Grは主要コンテンツでありRSS配信することに問題はないが、
これらが大手サイトに興味をもたれないことは既に分かってるので宣伝効果は薄い。
第2Grは批評サロンの内部事情みたいなもので、第1Grよりさらに興味を持たれにくいと思われる。意外と知られていないが批評サロンのリンク集は読者からも登録可能(詳しくは後日)なので、新着サイトをRSS配信すれば公に向かって宣伝してることにもなるわけだが……うち自身が大手になってからでないと魅力なさそう。
第3Grは比較的興味を引きやすく、更新頻度もほぼ毎日なのでRSS向きではある。しかしこれを配信したが最後、批評サロンを日記サイトとして認識する人が大半を占めてしまいそうな気がする。
それは私の本意ではないのだ……もはや決壊寸前の拘りだけれども。
なんてことをうだうだと考え中。『支天輪の彼方で』のほうでもハヤテSS70本記念企画を準備しているため、いまいち批評サロンの改造に注力できないってこともあるんだけど。
秋葉原通り魔事件、死者7人 昨日いきましたよ秋葉原。土曜と日曜のどちらにしようかと思って、天気のいい土曜日を選んでいろいろと買い物してきましたよ。そしたら何、昨日のショッピングスポットが今日は惨劇の舞台?!
間違いなく今日夕方のトップニュースになるでしょうから、詳細には触れません。亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、明日も明後日も続くと思ってた「日常」がこんなにも脆いものだったということを痛感しました。
すみません、今日の日記はオチなしです。
一昨々日、一昨日と続いていたサイト運営論の続き。
| 【批評サロン】 | 【支天輪の彼方で】
|
|---|
| (1)何らかの形でサイトを訪れる | (1)何らかの形でサイトを訪れる
|
| (2)投稿小説や過去ログなどを見て楽しむ | ⇒(2)掲載している小説を見て楽しむ
|
(3)自分も投稿してみようか、と興味を持つ
|
(4)お題に沿ったSSを構想・執筆して投稿する
|
| ⇒(5)批評チャット会に参加して議論を楽しむ |
どうやったら「批評サロン」への投稿者を増やせるか、批評チャット会を賑わせることができるか……についてあれこれと考えているうちに、ようやく上記の認識へとたどり着いた。「批評サロン」はサイトの趣旨というか魅力を読者が理解しづらい構造になってるんじゃないかと。
上の表に示す通り、「批評サロン」は最大の魅力である「批評チャット会」に辿り着くまでに5つの段階を踏まなくてはならない。(1)の初訪問を多くする手段としては、検索エンジンに登録したり相互リンク先を増やしたり大手ニュースサイトに捕捉してもらうなどのオーソドックスな手法が使える。しかし(2)〜(5)を促進する手段を何か用意しているだろうか? 批評チャットのポリシーとかサイトの広報強化について考えてきたけれど、それって要するに(5)と(1)についての議論であって、中間にあたる(2)〜(4)について考えてこなかったんじゃないだろうかって。
「支天輪の彼方で」であれば(1)を通過すれば主要コンテンツである「SS読み」に到達できるから、とにかく最初の1本目を読んでもらえれば「このサイトが通うに値するサイトかどうか」を読者に判断してもらうことができる。自作SSを読んでもらったうえで「興味ない」「自分の趣味に合わない」と回れ右される分には仕方ないと諦めもつくし、ある程度のリンク先を確保できれば後は掲載SSの質や量を充実させることが読者へのアピールになる、とストレートに信じることができる。
しかし「批評サロン」の場合はそうでない。投稿小説をじっくり読みたければ投稿者自身のサイトがあるし、チャット会のログを公開したところで他人の作品について他人同士が語ってる内容なんて一般の読者にはチンプンカンプンだろう。言い換えると(3)(4)(5)と進む気満々の積極的な読者でない限り、(2)は魅力的でも何でもないかもしれないのだ。そして(2)でつまづいてしまったら、当然その読者は(3)から先へは進んでくれない。やたら高飛車で内輪盛り上がりばっかりのサイトと認識して2度と足を向けない、そんな一見の読者さんがゴロゴロいるのではないかと。
リンク先の1つである「
ひなたのゆめ」には(2)〜(4)に相当する魅力がある。一度の訪問では読み切れないほどの豊富な小説ログ/イラストログ/会話ログが(2)に相当し、次々と参入してくる初心者とそれに対する歓迎メッセージ、執筆途中であってもモチベーションを奮いたててくれる応援メッセージや参照数の伸びっぷりが(3)や(4)に相当する。もちろん管理人さんの人柄もあるし小説掲示板以外のコンテンツが定着率(中毒率ともいう)を高める効果をもたらしているのは間違いない。かくいう自分もあそこに入り浸ってる1人だし。
そこへいくと「批評サロン」は……投稿者以外の一般読者に完全に背を向けてる感すらある。投稿しなくても楽しめるコンテンツとしては日記や雑談チャットがあるけれど、前者はご覧の通りの堅い話ばっかりだし後者はお世辞にも盛り上がってるとはいえない。そもそもこの2つは(3)〜(5)へと読者を誘導する役目をちっとも果たしてないじゃないか!
……というわけで、答えはわからないけど考える手掛かりの1つは見つけたと思う。これを打破する方法を思いついたら、また続きを書こう。
この日記を書くのは昨日で最後にするつもりだったけど、こんなの見つけたら触れないわけにはいかない。
Yahoo!がまとめた「コミュニティにユーザーを参加させる方法」が興味深い件 うちの場合は「投稿してくれた人に特典を進呈」よりも以前の段階で悩んでるわけだが、複数回投稿してくれた人が2名しかいない(管理人は除く)現状からすると新規の投稿者候補にばかり構っていてはいけないのかも。せっかく投稿してくれた人がそれっきりにならないようにするのも大切なことだよね。
しかし他所のようにランキングやMVPを決めるのは現状じゃ無理だし(参加者2〜3名じゃなぁ)、ポイントや称号をつけたって自慢にならんしなぁ。うちのようなマイナーなサイトに提供できるものって何だろう?