日記
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YYYY年MM月DD日の日記にリンクを張る場合は、以下のURLへどうぞ。
http://soukensi.net/odai/diary/YYYYMM.htm#YYYYMMDD
2008年5月4日(日) 初書き込み
お題SS投稿所の独立サイト昇格に伴い、不慣れながら日記を書いてみることにした。『支天輪の彼方で』では作者の個性をなるべく表面に出さない運営方針でやってきたけれど、『お題SS投稿所』は読者とのコミュニケーションあってのサイト。運営者の個性がまるっきり見えないのでは不安を与えるだろうから。
2008年5月4日(日) 独立の決意
4月末に『お題SS投稿所は目立たない、字を大きくしろ宣伝しろ凡庸なタイトル変えろ』という意見を読者からいただいた。昨日から始まったGW特別企画においても、参加者が集まらないのは知名度不足のせいではないかとの指摘があった。
それは事実だろうと私も思う。しかし『支天輪の彼方で』は元々自作SSを展示するためのサイトであって、投稿SSや寄贈作品を看板にするサイトじゃない。というか看板にするほど作品が集まらない(涙)ので風向きしだいでは中止することもありえると思ってて大々的な広報をしていなかった。読者からの参加を当てにするタイプのコンテンツは、掲示板しかりブログしかり、過去に盛り上がったことがほとんどなかったので。
そう思って『文字を大きくするつもりはありません』と一応は回答したのだけれど、宣伝しないから参加者が集まらずモチュベーションが下がって閉鎖、という負のスパイラルに入るのは自縄自縛に陥ってるのかもと連休中にふと考えた。
このたびサイト移転とともに『お題SS投稿所』と『お薦め物語の投票所』を独立化したのは、いまさら運営方針を変えられない『支天輪の彼方で』から切り離す形で集客系コンテンツを運営したらどうなるか、という実験に他ならない。もちろん検索ポータルにも別個のサイトとして登録するし、投稿SSを扱う他サイトとのリンクも積極的に張るつもり。トップページのデザインを大胆に変えたり不慣れな日記や雑談チャットを設置したのは、『支天輪の彼方で』で10年弱つちかってきた運営姿勢を大胆に切り替える決意の現れである。この日記がですます調を使ってないのも、ささやかながら意識を切り替えるための手段のひとつ。
……いや、偉そうに言えるほど自信はないんだけどね……失敗するにしても孤独死よりは全力尽くして戦死する道を選びたいのですよ。
2008年5月5日(月) GW特別企画、終了
昨夜の21時から午前1時まで、お題SSのゴールデンウイーク特別企画のチャット会を開催した。参加者は私とウルーさん、そして初参加のめーきさん(途中まで)。
今回のはある意味、賭けだった。投稿所に参加する意思はあれど事情があって不可能、という人がどのくらいいるかを把握するために、
(1)ネタが浮かばない ⇒ フリー課題
(2)書く時間がない ⇒ 受付期限を4週間→5週間に延長
(3)チャット会の夜は多忙 ⇒ 連休中、かつ土曜と日曜の2回開催
という形で参加できない障害を取り除いてみたかった。この企画を知っていて参加意欲のある人なら、今回は必ず参加するはず。逆に言えば今回の特別企画ですら参加者が増えないようなら、もはやそれは(1)〜(3)の理由ではないことになる。
しかし蓋を開けてみると新たな参加者は1人だけで、過去に参加経験のある方の中でも今回参加してくれたのは1人だけ。もっと言うと土曜も日曜もチャットに集まった顔ぶれは変化がなかった。つまりこれが現時点の素の集客力ということであり、お題SS投稿所の存在を知ってるのに(1)〜(3)の理由で参加をためらっている作者さん、というのは幻想であることがはっきりしてしまったのだ。
今夜のチャット終盤でもウルーさんと話したけど、この状況を打ち破るにはルール改正とかでは焼け石に水だと思う。とにかく知名度を上げなくちゃ、参加者の分母を大きくしなくっちゃ。
2008年5月6日(火) 11eyes プレイ感想1
連休末の土曜日から「
11eyes -罪と罰と贖いの少女-」を少しずつプレイ中。いままで『支天輪の彼方で』では「みずいろ」や「CLANNAD」のようにSS原作として扱った作品に加え、「結い橋」「くろはー」「奥みこ」「まほあめ」「はぴねす」などライトなエロゲに萌えまくってることを正門で表明してきたわけだけど、あれは双剣士のエロゲ暦の片面に過ぎなかったりする。ぶっちゃけ、格好いいOPがついてればエログロでも全然オッケーだったりするのだ。Black cyc諸作品なんかはその典型だし、今回の11eyesもOPに魅かれたクチ。
まだ序盤も序盤の9月28日段階なので謎もエロも全然お目にかかってなかったりするんだが、何も知らない今だからこそ大声で叫べることがある。意味不明かも知れんけど構うもんか。
香央里かわいいよ香央里!!……誰ですか、もろ天宮椎菜タイプじゃんとか言う人は!
2008年5月7日(水) 25万ヒット到達
2008年5月6日、2次小説サイト『支天輪の彼方で』は25万ヒットを達成した。1998年12月25日にカウンタを設置してから3420日目での到達である。ウチのような更新の遅い小説サイトを見捨てることなく通ってくださった読者の皆さまに、深く御礼申し上げる。
相変わらずキリ番報告も祝辞メールも記念品贈呈もなかったけれど、それは仕方がない。それが創作系サイトの宿命だと思ってる。あなたはオンラインソフト配布サイトに日参して応援とかをしているか? 壁紙や写真素材を配布してるサイトに対して管理人の日記を読んだりコメントを送ったりしているか? ほとんどの人はソフトや素材を入手する際に褒め言葉やお礼メールを送ることはあっても、管理人の日常や趣味に興味を持ったりしないだろう。職人と利用者の関係なんてそんなものだ。職人はあくまで作品を通じて存在を主張するのが粋でありCOOLというものなのだ。
しかし本日より運営開始した『お題SS投稿所』のほうはそうではない。こちらは管理人が1人で頑張ってもどうにもならず、投稿者や読者の皆さまとコミュニケーションを取り続けないと立ち行かない性質のサイトだからだ。読むこと専門の読者を投稿者・情報提供者へと変貌させるにはどうするか、それを常に意識する必要があるサイトだからだ。
『お題SS投稿所』のカウンタは本日から数字を刻み始める。これが区切りの数値を迎えた時、周囲からどんなリアクションがあるか。今から楽しみでもあり、怖い気もする。
2008年5月8日(木) 拾う神あり
昨日の日記では25万ヒットの報告も祝辞も来ないと書きましたが、その日のうちに来ました来ました、ヒット数報告と祝辞のメールが。さすがに25万ぴったりではありませんでしたが気にしてくれてた読者の方がいてくれたと分かって嬉しいです。自分で思ってたほど独りぼっちじゃなかったんですね……がんばろ、うん。
今日の日記は私信モードなので、文体が丁寧調に戻ってます。今日はこのへんで。
2008年5月9日(金) 挑戦者求む!
5月18日締め切りの第8回お題『涙』についてだが、今日になってネタをひらめいた。あまり詳しくは書けないのだが、今回のSSで主役を張るのは
メイン:伊澄ちゃんと幽霊神父
サブ:執事とらのあなダンジョンに参加した数名
この予告を目にして、別のネタを選ぶか、あえて同じネタにして正面決戦を挑むかはあなた次第……って挑発してる場合か! まず参加者を増やさなにゃならん現段階で!(←自己ツッコミ)
2008年5月10日(土) 雑談チャット船出
お客さんが来てくれるのを一日千秋の思いで待ち続けていた雑談チャットに、今日初めてのお客さんが来てくれた(正確には5月7日深夜にも来客はあったけど私とはタイミングが合わなかった)。
夜7時半から10時半過ぎまで延々3時間あまり、たった2人だったけど楽しいひと時を過ごせた。管理人として挑むチャットはこれが初めてで、批評チャット会のような段取りが決まってるわけではないので失敗もいろいろあったけど、とりあえず終了まで場を白けさせずに話を続けることができたのは上出来。初回としては成功と思っていい。
よくやった、えらいぞ私。今日は新作SSも書き上げられたことだし、気分良く眠れそう。反省と対策は明日だ、明日。
2008年5月11日(日) サイト名はこのままじゃまずいかも
今日は「支天輪の彼方で」を登録していた検索エンジンへのURL変更手続きを行った後、「お題SS投稿所」を登録できそうな検索エンジンを探してネットをうろうろと回ってみた。ところが“お題”+“小説”みたいな検索をかけると、引っかかるのは以下のようなタイプがほとんどだった。
(1)お題配布サイト(
お題サイトリンク集や
版権&同人専門お題リンク集など)
(2)小説書きの集まるポータルサイトの企画(
キャスフィの小説掲示板や
晒しスレ総合wiki - お題小説大会など)
まず(1)は、1次小説や2次小説のシチュエーションや台詞などの“素材だけ”をサイト上に掲示して、「は〜い字書きさん好きなのをネタとして持って帰っていいですよ、でも作品にまとまったらウチのネタだってリンク張ってね♪」みたいな感じで交流を広げていくサイトのこと。萌えシチュは思いつくけれどそれに至る前振りや舞台設定などを文章化できない、あるいは面倒と感じる人たちの集まりと言ったら悪意に過ぎるかな? こういう楽しみ方があるってのを初めて知ったので驚いたけど、お題を与えられて小説に仕上げて批評しあうという「お題SS投稿所」の趣旨とは真逆な存在のような気がする。
そして(2)は、小説好きが集まってるコミュニティや掲示板において期間限定の企画として立ち上げられる性質のもの。ジャンルも好みもバラバラだし文章量も400字詰め用紙20〜60枚とかになるものが多く、読者投票によって順位付けをして最終的な締めくくりとするタイプである。腕に自信のある人が多い修行の場所としては有効だけれど、全ての作品に目を通してること前提で作者と読者が面と向かって批評しあうなんてことは規模的にとても無理。それにこういう場所は「そこでNo.1をとるのが目標!」みたいな猛者が集まってるから、ウチみたいなハヤテ小説専門の投稿所とリンクを張り合ったって人の交流が起きないような気がする。
……というわけで、“お題”+“小説”で浮かび上がってくるサイトは当サイトの趣旨とは馴染まないところがほとんどだった。うちに比較的近いところといえば、CLANNADやリトルバスターズのSSを投稿し批評しあうサイト(
もりたとおるさんの所とか
石橋叩壊さんの所とか
Foolisさんの所など)があるわけだが、そこではお題小説とは言わず“SS祭り”とか“草SS大会”という呼称を使っている。
つまり、サイト名称に“お題”という語句が入っていると(1)や(2)のようなサイトと勘違いされる可能性が極めて高いということだ。こりゃサイト名変更を真剣に考えないと、宣伝することで読者の失望を生むような結果になりかねない。うむむ、なんてこった。
2008年5月12日(月) 小説はニュースにならない?
tanabeebanatの日記の本日エントリ『
オタク系サイトは「KKG」で上がりなの?』を拝見して、ちょっと思ったこと。
大手ニュースサイトに紹介してもらうことが、集客の面において絶大な効果を持つことは認める。なかには大手ニュースサイトに紹介してもらうことを半ば『狙い』として記事を書く人もいるくらいである。紹介してもらえればアクセス数という面での分かりやすい効果と、こんなに多くの人に自分の記事を読んでもらえたんだという精神的満足感と、そして読んでくれた多くの人のうち何人かはコメントをくれるなり自分のブログで言及してトラックバックを送ってくれるかも、という近未来への期待を手に入れることができる。ともすればブラックホールに向かって貴重な時間と労力を放り込み続ける感すらあるサイト更新作業において、こうした達成感を得られる機会というのは大切である。『自分のしたいことをするのが1番で他の人に受けるかどうかは2の次』という奇麗ごとだけで全ての管理人が満足できるわけではないのだから。
しかしあれだ。紹介される記事ってのは大体傾向が決まっている。
(1)ヲタクが興味を持つ『事実』や『商品情報』を紹介する記事(グッズの写真も含む)
(2)ヲタクの知る事柄に対する『感想や考察』の記事
(3)旬なジャンルに関するイラストや短編漫画
ハヤテブロガーさんがやってる簡易ニュースも、おおむねこの選出基準に沿っているようである。
なんでここに小説やSSが入らないのか。当たり前のように思ってきたけど、真面目に考えると不思議である。
(a)ニュースサイト管理人さんは忙しく、小説を読む暇がない
……上記(2)に相当する記事を精読しコメントをつける余裕があるのだから、これはおかしい。
(b)タイトルをぱっと見て面白そうか判断できれば載せたいが、小説は最後まで読まないと価値が分からない
……良い小説は最初の20行くらいで『これは!』と思わせるものである。文章価値選別のベテランたる
ニュースサイト管理人さんが、それを見分けられないはずがない。
(c)紹介する価値があるのは万人に知らしめるに足る『事実』であり、一個人の妄想ではない
……上記(3)だって妄想の産物ではないのか?
(d)個人の創作物を紹介すると優劣をつけるように見えてしまい、サイトが荒れやすい
……上記(3)だってそうなのでは?
(e)じつは小説なんかに興味がない
……最強の理由のようだが、大手サイトのほとんど全てが同じ行動をとる理由になってない。
かくいう「支天輪の彼方で」も
カトゆー家断絶や
駄文にゅうすに取り上げてもらったことはあるけど、リンクされたのは呼称一覧表や総括文のページであって、看板コンテンツであるSS自体ではなかった。曲がりなりにも紹介してもらえるのだから普通の小説サイトに比べればマシな方なんだろうけど……なんか、他の活動分野の人たちとは別のものを見てる疎外感みたいなのを感じるんだよね。小説の読み書きって決してマイナーな趣味ではないはずなのに、なんで無視されてるんだろう?
2008年5月13日(火) blogと呼ばないで
このごろ「お題SS投稿所」の独立を知った読者の方から「またblog始めたんですね♪」みたいなメッセージを何本か頂いている。あれれ、blogなんて作った覚えはないんだけどと聞いてみると、どうやらこの日記(あなたが目にしてる画面!)のことを読者はblogと呼んでいるらしいのだ。
いや〜これは単なるWeb日記でしょ、blogって言ったらコメントとかトラックバックとかカレンダーとかカテゴリ分類とかお知り合いリンクとかが所狭しと画面に並んでるアレでしょうが……と反論したくなるわけだが、
はてなとか
WIKIの定義によれば体裁や機能は関係なくて、比較的頻繁に更新されるWebサイトは全てblogと読んで差し支えないそうだ。
なんてこった、いにしえのテキストサイト文化は異国の黒船文化に完全に飲み込まれてしまっているじゃないか! つーかこの定義だとSSサイトもblogの一種なんじゃねーの? いくらなんでも広すぎねーか? この定義を書いたのって絶対、無節操主義のbloggerさんの誰かだろ!!
というわけで気づかぬうちに私はbloggerさんとやらになっていたみたいなのだが、どうもその呼ばれ方には抵抗を感じる。過去に3回失敗してるというトラウマだけが理由じゃない。blogをやってると言われるとそのblogが当人のWeb活動の拠点であり全ての話題の入口である、とりあえずそこに行っておけ、みたいに見られるようなイメージがあるからだ。この日記はあくまで
「お題SS投稿所」を盛り上げるために管理人がどんな人かを見てもらおうと用意した窓口でしかないのに、日記=blogが主役でSS投稿所はそのサブコンテンツみたいな認識をされてしまっては、「支天輪の彼方で」に内包するコンテンツとして運営していた頃と違いがないことになってしまう。
HTMLやFTPは知らないけどレンタルブログは持ってる人が現在では多くを占めている。最近ではblogにあらざればblogにあらず……じゃなくて、bloggerにあらざれば同志にあらず、みたいな風潮すら感じられる。だから読者の方も無邪気に「これで双剣士さんもお仲間♪」みたいな感じで期待してくれてるのかもしれない。
でもそれは私の本意ではないのだ。そう受け止めて欲しくなくて、わざわざレンタルブログとは似ても似つかないデザインを持つ、昔ながらの日記形式を選んで設置してるんだから。画面のタイトルが[日記]という平々凡々なものになってるのも、凝った名前をつけたりすると「このブログ(日記)画面がトップページ」と勘違いされかねないと危惧してるからなんだから。
だからblogと呼ばないで!
2008年5月14日(水) ノミの意地
今日のハヤテ175話を読んで思ったこと。話自体はすごく面白かったしハルさんも咲夜も可愛かったけど、どうしても込みあげる怒りが抑えきれない。
畑先生のいけず!
こういう過去補完話は私らSS書きの聖域じゃん!
原作者にここまで挑発されたとあっては黙って居られない。あれを超える話を書いてやる。今はネタがないけどいつか必ず。
2008年5月15日(木) 一流の執事たちの青春
昨日のハヤテ175話で重大情報が判明。咲夜の執事コンビである巻田と国枝が、なんと35歳と34歳のオッサンであることが白日の下に晒されたのだ。すると『若者のうた prelude』の舞台である17年前の世界では18歳と17歳……おぉ、お話に登場しても全然おかしくないじゃん!
よく読むと愛沢家に仕えて14年と16年と書いてあるが、それもこの際は好都合。ひなたのゆめで連載している『若者のうた』(preludeが付かないほう)ではナギが生まれる13年前までの4年間を連載で描くつもりで、当然ながら愛沢母と父の出会いについても触れることになるからだ。14年前と16年前に執事として愛沢家に関わることになった当時21歳と18歳の青年たち、それも愛沢母と父とも同世代……うおぉ〜、夢が広がりんぐ!! きっと愛沢母のハートを射止めんと、巻田は戦闘能力を、国枝は事務と家事能力を磨きまくったに違いない!
……そしてオヤジギャグだけで挑んだ愛沢父に大逆転を食らったわけだな、可哀そうに。
2008年5月16日(金) 原作ファンが望むもの
いつもいつもお世話になってる
駄文にゅうすで紹介されてた記事に対して突っ込み。
無知なるファンの劣等感、原作ファンのつらさ - 森の路はずれ(避難所) 書いてあることは激しく同意なんだ。アニメは糞だ糞だと連発しながらレビューを書いてる原作ファンとかを見ると 『嫌なら見るなよ、不愉快の再生産と分かってたら黙ってろよ』 と言いたくなる気持ちは自分にもある。私が漫画やアニメのレビューを書かないのは、1度始めてしまうと気に入らない回でもスルーできなくなるというのが大きな理由のひとつだし。
でもでも、守護月天・セイバーJ・ぴたテン・ハヤテ・ToHeart・CLANNADなど扱う作品全てのアニメ版を見た自分としては、文句を言いたくなる原作ファンの気持ちも分かるんだ。
だって原作ファンの多くは、アニメを作品として見てないんだもの。好きだった原作のシーンが絵つき声つきでどんな風に描かれるのか、それを楽しみにしてるんだもの。放映直前まで楽しみで楽しみで、ひょっとしたら原作以上に面白い理想像を妄想として膨らませて、それとアニメとを比べてしまうんだもの。だからちょっとの違いが気になるし、アニメが面白かったかではなくて原作を忠実に再現したかどうかばかりを気にしてしまう。アニメのスタッフには本当に失礼な話だと思うけれども、実際そういう見方をしてしまうんだもの。
当然アニメのスタッフはそのことを知ってる。だからお金と時間をかけられるOVA版では原作に忠実に作ってくれる代わり、TVアニメ版では思い切ってオリジナル要素を入れてくる。時間や予算の制約がある中で最善を尽くしても重箱の隅をつつかれるなら、そういう原作至上主義者は(どうせ逃げない顧客だから)置いといて、アニメだけを見てる視聴者に対してアピールをするわけだ。
そして原作者自身も、アニメはアニメ独自のものとして見てくださいと全力アピールをする。それはアニメがひどいから原作者として距離を置こうという保身からではなくて、アニメスタッフの狙いや苦労が分かっているから好意的に見てあげて欲しい、原作にとらわれない目で楽しんで欲しいという気持ちからなんだ。
こういうアニメスタッフなりのプライドは私は嫌いじゃない。アニメ版セイバーJ&JtoXやBLUE SEEDは良い意味で原作を乗り越えた名作だと思ってる。でもそういう作品は数少なく、それゆえに原作至上主義者の悲嘆の声は止むことがない。
このへんのギャップは容易には埋まらないんだろうな。
2008年5月17日(土) 新メールフォーム
ここのサーバは独自ドメインで運用してるんだがメールまで独自ドメインにしようとすると追加料金がかかる。追加料金といっても安いんだけど、どうせ公開したら今と同様にSPAMだらけになるわけだし……ということで、今日は独自ドメインの直下に
連絡用メールフォームを設置する作業を行った。いままでも
ご意見箱や各SS文末にメールフォームはあったわけだけど、
新しいメールフォームは添付ファイルが送れたり送信者自身に内容の控えを送ったりも出来るので便利。
これでメールアドレスを直接さらす必要もなくなるので、トップページのE−Mail欄はメールアドレスではなくメールフォームに書き換えた。いずれ「支天輪の彼方で」の各ページ右上に記入しているメールアドレスについても同様にするつもり。これでSPAMもだいぶ減らせるだろう。
2008年5月18日(日) 逆神降臨?
△14:17 記載-----------------------------------------------
自分は今、つかの間の奇跡の中に居るのかもしれない……。
こんなに競馬中継とプロ野球中継が待ち遠しいのは何年ぶりだろう。
今クルーンピンチだけど赤松ゲッツーで終わりだから△16:09 記載-----------------------------------------------
ちょ、1番人気のウォッカ負けちゃったじゃん! 伝説はまだ続くのか?
ヴィクトリアMレース結果△21:28 記載-----------------------------------------------
巨人−広島戦は6−3で巨人の勝利。『巨人が3本のホームランで6点取るから』という予言は期待通り外れたけど、巨人の勝ちという逆神様の予言が当たってしまった。予言が当たるのは本来めでたいことなんだけど……全ての予言を外しまくるという伝説はとうとう終わっちゃったね。
2008年5月19日(月) 日記休止
明日から6月1日まで、この日記の更新を休止することにした。
『作者の自己主張を抑えたSS掲示サイト』の内部コンテンツだった状態から独立させ、管理人が何を考えているかを見ることのできる日記や雑談チャットを設置する形で5月7日に当サイトはスタートを切った。しかしその結果は、昨夜の第8回お題の投稿者ゼロという現実だった。
タコ壷の中で必死に自己アピールしてても無駄なのだ。外に出ないと、多くの人を呼び込まないとダメなのだ。サイト名や同趣旨サイトがどうのと言い訳してる暇はない、今すぐ動かないといけないのだ。メインのコンテンツを放ったらかして日記だけを書いて更新したつもりになるような、甘ったれた根性では潰れてしまうのだ。
既に日記には2週間分のストックがある。管理人がどういうことを考えてるかを読み取ってもらうには、ひとまず十分な数だろう。そこで第9回お題締め切りまでの2週間は日記に費やすエネルギーを節約して、広報と宣伝とに真剣に取り組んでみたい。
ご理解お願いします。
2008年5月28日(水) SSがニュースになりにくい理由・続き1
5月12日に書いた『
小説はニュースにならない?』が
駄文にゅうすと
(・∀・)イイ・アクセスに紹介してもらえて、それがリンク元だった
tanabeebanatの日記で言及されるという願ってもない神風が吹きまくっている。6月まで日記を休止すると書いたけど、こういう Big Wave が来てるときに反応を返すのも宣伝のうちだろう。つーことで臨時更新なのだ。
まず
tanabeebanatさんの見解についての否定的突っ込み。
>内容に触れないで紹介する訳にもいかず、かといって内容に触れるには
>時間もかかるし(たぶんこれが大きい)自分の判断基準が問われる危険もある、
>だから2次創作の小説は紹介されづらいのではないかと想像しています。
そうかなぁ? 内容に触れる紹介文が書きづらいとあるけど、ニュースサイトやブログでの紹介文って内容や魅力を簡潔かつ的確に表現するようなものってむしろ稀で、どっちかというと『これはすごいです』とか『いや、この発想はなかったわ』とか『この咲夜に吹いた!』みたいな、内容に触れないで読者の興味をかきたてるタイプのコメントのほうが主流じゃないかな? 紹介文なしでリンクを張るだけって所も多いんだし、そもそも紹介文は感想や批評とは違うんだからネタバレ的なこと書く必要ないというか、むしろ書かれたら困るし。
tanabeebanatさんはすごく真面目に長文コメントをつけてくれる人だから、自分のやり方を省みてこういう意見を書いてくれたのだろうけど。長文コメントをつけないニュースサイトが多数を占めている状況を見る限り、私はそれがSSの紹介をためらう主たる原因とはちょっと思えない、申し訳ないけど。
(翌日に続きます)
2008年5月29日(木) SSがニュースになりにくい理由・続き2
(前日からの続きです)
さて私のほうもあれからいろいろと考えて、これかな?と思えなくもない原因に思い当たった。2次創作をジャンル外の人が見た場合という状況に限られてしまうのが難点ではあるけど、ひとまずお聞きあれ。
まずは例え話をしてみましょう。
日本語が少ししか分からない外人さんが、ふと日本語で埋め尽くされたWebサイト、雑誌、博物館の展示物などを目にしたとします。せっかく来たのだからとざっと眺めてみたとき、すぐに面白さに気づくものはなんでしょう。逆に気づきにくいものはなんでしょう。
気づきやすいものの代表格はイラストや音楽や動画です。これらは言語の壁がほとんど障壁になりませんし、文化の壁はあるにしても男女が恋をするとか友人と喧嘩して悲しくなるなどの気持ちは万国共通なので、扱ってるテーマが共感不能ということはまずありません。
次に理解しやすいのは、歴史書とか新聞などの文章ですね。もちろん文字が読めなかったり単語が理解できないという障害はあるけれど、そこに書かれていることは結局は人間の営み、程度の差こそあれ自国の歴史にもあったし似たようなことを考える自国人もいるからチンプンカンプンということはない。それに大抵の場合は見出し語とかタイトルを見ることで面白そうなところをピックアップできますから、全文読む価値があるかを判断するのも比較的簡単ですし。
それに比べて……小説とか詩とか随筆は不利ですよね。言語の壁を乗り越えたとしても、その文章が面白いかどうかは精読してみないと分からない。読むことができても全然自分の興味のない内容だと途中で投げ出したり時間を割いたことを後悔したくなる。そんなことを繰り返してるうちにまめにチェックする気が薄れ、他の誰かがお勧めとして挙げてくれた作品だけ読めば十分、という気持ちになってくる。でも他の人たちだって同じような経験をしているから、新着情報を知らせてくれる勇者はなかなか現れないわけで……いつしか誰も紹介しない、不毛のジャンルへと行き着いてしまいがちなのです。
はい、例え話は終了。上の文章を見て『確かにありそうな話だけど、日本語のサイトの読者は大半が日本人だから意味ないのでは?』と多くの人が考えたと思う。では上の文章において
『日本語』を
『ある作品の原作での設定やアニメの知識』に置き換えてみたらどうか?
……いかがだろうか。ニュースサイト管理人の多くは特定のジャンルについて、そのジャンル関連サイトの管理人ほどには詳しくない。ある程度の興味はあっても、原作知識があることを前提として書かれた文章を完全には理解できない、という人が少なくないと思う。そういうニュースサイト管理人さんが2次創作小説を見たら……上の文章で書いた外人さんみたいな気分になってもおかしくないと思うのだ。2次小説は元々
読者に原作知識があることを前提とした創作形態だから、ジャンル外の人が一般向けに紹介する際のリストに挙がりにくい存在であるのは宿命なのかもしれない。
うん、大手のニュースサイトに載らない理由は多分これだと思う。少なくとも私はこれで納得できた。
そうすると問題は、同ジャンルのサイトですら2次創作を紹介するのが稀だという現実をどう説明するか、なんだよね。手がかりとしては数少ない例外として、グレパンさんの咲夜SS
『虫歯』が
この厚い壁を突破していること。単なるエロの力と軽視することはできないと思うのだよ、うん。